こんにちは。
快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
つい先日、神奈川県内の小学校でPTAの勉強会にお呼びいただきました。
「睡眠」のこと、それが発達著しい時期にどうかかわり、どうして必要なのか、
さらにどうやってリズムを整えたらいいのかなど、限られた時間でしたが、たくさんお話しさせていただきました。
小学校ですから1年生から6年生までのご父兄です。
1年生はまだ昨年までお昼寝した子もいますし、
6年生にもなれば、もうすっかりお兄さん、お姉さんに変化する年齢です。
多少、状況は異なりますが、お伝えしたいことのポイントは変わりません。
子どもにはたっぷりの睡眠時間が必要!
子どもたちには「たっぷりの睡眠時間」が必要だということ。
小学生の推奨睡眠時間は「9~11時間」です。
限界とされる時間は、最低でも7~8時間、最高で12時間寝ても良いとされています。
この推奨時間の表を話しの最中に何度もお見せしました。
大人の睡眠とは違い、質とかの問題よりもまずは「量」が必要だと思っています。
頭の中で物事が整理される、
身体の中に必要な物質を運ぶ、
新しい細胞に取り替える、
要らない老廃物を綺麗に掃除する、
すべては「睡眠時間」に行われます。
時間が足りない=何かが欠ける
と、とらえてもいいと考えています。
ご参加いただいたママたちの表情も真剣です。
メモを取る方、頷いてくださる方、
最後の質問コーナー以外でもいろいろなご相談を頂戴しました。
睡眠をとる ⇒ 簡単じゃない
睡眠は大事。
でも十分な量をとるのは簡単じゃない。と、あらためて気付かされます。
日々忙しく、土日さえないパパ。
子ども達と遊びたくても遊べない。
夜遅く帰ってきて、子どもの寝顔にそーっと触ったつもりが起きてしまう。
子ども達は興奮、ママ困り顔。。。
あるあるなのかもしれませんが、
切ないです。
親子のコミュニケーション時間の確保を考え、
思いを巡らしても、やっぱり出てくる答えは「パパの帰宅時間!」が問題になります。
本当に「働き方改革」進むのでしょうか?
家庭の事情も構成も、皆さん違います。
一概に「寝てください」と言われてもなかなかできない事もわかります。
だからこそ、こんな風に小学校でママさんたちと、
これからもたくさんお話ししていきたいと思っています。
ネムリノチカラの目標は
『「眠り」のチカラであなたが変わる』です。
決してママの責任として、しょい込むことなく、
子どもたちが未来で大きくチカラを発揮してもらうためにも、
心と体を十分に育ててあげたいと思っています。
それには「食」、「運動」だけでなく、しっかりとした
土台作りの時間=睡眠をとっていただくように、
これからもお伝えしていくつもりです。
PTAでの勉強会、学校での「睡眠」講座など子どもたち、さらに裏テーマのママたちの健康維持のためにも喜んでお話しさせていただきます。
是非、お気軽にご相談ください。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコでした。
校庭のアガパンサスが子どもたちのようにスクっと伸びていて、
思わずこちらも背筋が伸びました。