季節の変化は「シーツ」から

こんにちは、睡眠改善インストラクターのネムチカです。

昨日ノーベル生理学・医学賞が発表されました。日本では連続受賞を逃した報道が主でしたが、私的には今回受賞された研究が体内時計(概日リズム=サーカディアンリズム)に関するものだったことに大変興味をもちました。体内時計つまり睡眠に関する研究でもありました。遺伝子がどのように概日リズムを生み出しているのかというメカニズムを解き明かしたとのことです。生物には多くのことが解明されていません。睡眠についても。このようにひとつの事を長く研究し、解き明かしてくださる科学者の方に心から敬意を表したいと思います。

 

そんなこんなで10月になり、秋も本番となりました。朝晩もすっかり涼しく、夏ものもそろそろ片付けて、秋冬ものの出番も増えてくるころですよね。朝晩の冷え込みも増し寝具はそれよりも一歩早く、ぬくもりが必要になりますよね。

どうでしょう、秋冬の寝具の準備はいかがでしょうか?

 

シーツ好き!

 

寝具の中で何が好きですか?と聞かれたら、迷わず『シーツ!』と答えます。

そんな変な質問をする方もあまりいらっしゃらないかもしれませんが、季節を感じ、入眠時に一番感触を受けやすい部分でもあり、面積も広いことから心地よさによっては安眠を左右するアイテムのひとつと言えると思っています。

 

 

 

 

私の場合は、夏は綿素材の白地、柄物を使用しています。夏は汗をかきますし、寝具の汚れを考え、できるだけ取り換えを頻繁にさらに洗濯時もパリッと乾く、薄手の綿が気に入っています。シーツを替えてベッドに入る瞬間のあの「ひんやり」とした感じがとても好きです。麻のシーツも憧れではありますが、今年はパジャマで試したことで来年にはシーツに取り入れてみようかと思っています。

 

中間の季節、春、晩秋は、パイル地のシーツか、ネルのシーツを使用しています。肌ざわりの点ではひんやり感がフワッとした感触に変わり、冷たさではなく安らぎに変化します。タオル地やネルようなシーツは肌あたりもよく安心感という意味では一番かもしれません。吸水性もいいですし、適度な重みもあり、ズレにくいなどの利点もあります。お気に入りのものがすり減ってきたので、今年の秋は何かいいものがないか物色中です。

 

そして、真冬。どうしても寒くてベッドの中でも体に力が入ってしまうくらいの時期にはボア生地のシーツを使います。毛足が長くしっとりしつつ保温性の高いものを使用しています。ムートンのシーツも実はあるのですが、これでは保温しすぎという感じで、どんなに寒くてもボアくらいがちょうど私には良いようです。冷え性の方や高齢の方は、真冬時期に電気毛布や、湯たんぽなどを使いますが、温めすぎて逆に汗をかいて冷える場合もありますから、組み合わせには注意してみてくださいね。あと、靴下をはいて眠るのはお勧めできません。足先から熱を逃すことで、体温の調整をしています。その出口を塞ぐことで、調整機能が失われます。どうしても冷たくて我慢できないときは、レッグウォーマーやつま先が出ているタイプのものが良いかと思います。

 

さらに色も寝室のトーンや、さらに寝具同志の掛け合わせ、さらに季節によって暖かそうな色や、涼しそうな色を選ぶなど楽しんでみてください。色についてはいろいろなご意見があるかと思いますが、やはり淡い色のトーンの方が視覚的にも落ち着き、安心感を与えてくれます。

みなさんもどうぞこの冬にかけてお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?

本日も御読みいただきありがとうございます。

ブログは毎週火曜、金曜に更新しています。

では、今宵もよい眠りを!

ネムチカでした。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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