【こどもの睡眠】臨時休校で体調を崩さないための5つの方法

こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

連日の新型コロナの報道で、
カラダは元気なのに、
なんだかココロが疲れると感じている方は
いませんでしょうか?

マスクの欠品は今や常識でも
トイレットペーパーやテッシュがなくなるとか、
スーパーに行けばお米もない!

この行動に拍車をかけているが、
「不安」の連鎖です。

大人たちがこのような動きをすれば、
当然、見ている子どもたちも
少なからず不安は感じています。

だって、学校にも行けないんですからら。

政府からの要請で急に決まった
全国の小中高の臨時休校。
一部の都市では、通常授業や学童のところもあるようですが、
ほぼ全国で子どたちは、
家にいることを余儀なくされています。

最初の数日は
ママや家族がいて、
テレビも見れるし、ゲームもできる。
なんて楽しいーーーと、
思っているかもしれません。

ですが、何日も続くようになると、
次第に体調や機嫌が悪くなってきます。

育ち盛りの子どもが家にばかりいて
運動不足になれば、
それだけで体力を持て余しますし、
今回のように制限がつきまとうことで、
余計なストレスを感じています。

早寝、早起きだけが、生活リズムじゃない

たぶん学校からは
「規則正しい生活をしましょう」と、
通達がされていると思います。

そんな決まり文句は
正直、耳に入りにくいですよね。

いつも言われている言葉ですから、
あいさつみたいに聞こえてしまいます。

規則正しい=生活のリズムを崩さない
なぜ必要なのか?

簡単に言えば
「元気でいるため」です。

ココロもカラダも
病気になりにくくしておくためです。

生活のリズムは、
私たち人間が24時間の中で
その時間に適した行動や、
カラダの中のメンテナンスを行うことで、
スムーズに回るようにプログラミングされています。

なのに、
その時間を大幅に変更したり、
昼夜逆転のような生活をしていると
調整機能も壊れて
ココロやカラダが悲鳴をあげてくるのです。

長い休みに突入して、
学校に行かないことで、
時間的に余裕が生まれます。

子ども達にとっては
好きな事ができる時間が増え、
好奇心を伸ばすチャンスでもあります。

でも、時間のコントロールするのは大人でも難しいもの。

だからこそいくつかのポイントをお伝えします。

生活リズムを崩さない 5つのポイント

人間24時間で生活していますが、
実はカラダの中のリズムは、24時間より少し長いリズムで動いています。

そのため、
毎朝、その誤差を修正する機能が人には備わっています。
それは「朝日を浴びること」

生物にある体内時計は
光によってコントロールされています。

そのため、朝日を浴びて
誤差が修正されると同時に
15~16時間後に眠たくなるようにタイマーがセットされるます。

この朝の光を浴びるために
まず第1に「起きる時間を一定にする」ことです。

学校に行く目的がないので、
一番この部分が乱れやすくなりますが、
この点が守れれば、かなりくずれにくくなります。

できれば休校中は、
平日、休日問わず「同じ時間」に起きる。

そして、2つ目は「朝日を浴びる」

できるなら、
親子でもいいので、
朝散歩してください。

運動不足の解消と
太陽にあたることでリズムも整い、
さらに朝食前なら、おなかもすいて美味しく食べられます。

その朝ごはんを食べるのが
3つ目のポイントです。

カラダにエネルギーを入れ、
始動開始の合図になるのが朝食です。

朝ごはんを食べる子の方が
成績が良いとい研究結果もあります。

食事をとることで、
体温も上がり、
活動的になります。

4つ目は「日中はカラダを動かす」です。

どこにも行けないので、
家にいたとしても、
庭や広い場所で、
少しでも足を使い、
遊んだり、運動したりする時間を作ってください。

良く眠るためにも
カラダがある程度
疲れていないと眠ることができません。

こんな時期だからこそ、
子ども達発案の遊びを考案するのもいいかもしれません。

最後の5つ目は「夜間にゲーム、スマホは見ない

そうだよね。
やっぱり。
と、思う方もいると思いますが、
パソコン、スマホのブルーライトは、
睡眠を後退させる作用があります。

さらに中高生になれば
睡眠は自然にどんどん遅く、後ろ倒しになっていくので
余計に拍車がかかり、
寝起きが困難になり、
生活リズムに影響を与えます。

夜遅くまで起きている

朝起きられない/不機嫌になる

朝ごはんが食べられない

午前中ボーっとする

昼ごはん後にやっと活動的になる

夕方以降に本調子になる

就寝が遅くなる

朝起きられない……

これが続いてしまいます。

大きくリズムが崩れると、
簡単には治らなくなる恐れさえあります。

また、大人よりも小さい子たちは
目の水晶もきれいなため、
光の影響を受けやすくなるとも言われています。

ぜひ、学校が休みの間だからできることを
たくさん経験して、
元気にまた、友達と遊べる毎日のためにも
生活リズムを整えていただければと思います。

【子どもたちが 生活リズムを崩さない 5つのポイント】
☆1☆ 起きる時間を一定にする
☆2☆ 朝日をあびる
☆3☆ 朝ごはんを食べる
☆4☆ 日中はカラダを使う
☆5☆ 夜間にゲーム、スマホは見ない

とにかく
一日でも蔓延を防ぎ、
早い収束を願って。

免疫力の基盤は「睡眠」です。

では、今宵も良い眠りを

<お知らせ>

小学生を中心とした
「オンライン課外授業」をZOOMで行っています。

学校の授業とは異なり
さまざまな職業の大人が話を日替わりでしています。

私も3月23日(月)10:00~
「キリン🦒は何時間眠るの?眠りのおはなし」
登場予定です。

https://nemurinochikara.com/news/extra-lesson-for-children/

関連記事

  1. かかえている人が多い”あの”悩み!それも睡眠に…

  2. ルーティーン 五郎丸

    ルーティン

  3. パパの愛を受け取って!

  4. 寝ないと定着しない

  5. 目覚まし時計

    新学期の子どもの睡眠

  6. パソコン セミナー オンライン

    【ご報告/終了】11月28日(火)『睡眠でかしこい子を育てる』オンライ…

プロフィール

2T2_7522

ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

最近の記事

  1. woman in a sleep mask waking up in her bed
  2. fair hair woman with white angel wings sitting in city bus with eyes closed
  3. baby s white and pink outfit
  4. woman holding exercise ropes
  5. person using macbook air

「LINEお友達」はじめました

友だち追加

集英社OurAge 「ニッポンマダムの睡眠改革」連載中

OurAge

【アメブロ】快眠のヒントがここにも

PAGE TOP