秋の養生

こんにちはネムチカです。

夏は暑いもの!と相場が決まっていたはずなのに、雨降りで時にうっかり寒いような時まであり、どうも「夏バテ」にはならなくて済みそうな今年の夏ですが、秋のお米や果物の生育には非常に心配なお天気かもしれません。

ですが暦の上では「立秋」が過ぎ、すでに秋が始まっています。さて、秋はどんなところに気をつけたらいいのでしょうか。

一昨年夏から秋にかけて「咳」が止まらなくなったことがあります。たぶんきっかけは葬儀が続き夜通しの線香番などをしていて、ちょうど痛めていた気管支と免疫力の低下ではないかと思っていました。しかし4か月にも及びゴホゴホと周りにも迷惑ですし、本人も夜中に咳で目が覚めるほどでしたからほとほと疲れましたし、結構しんどいですよね。。こうなると咳も安眠の妨げになり、体力や免疫力のためにいくら寝たくても自分でそれを阻害してしまう要因にもなりえます。

さてその「咳」ですが、秋に一番注意が必要と漢方では考えられています。

秋は夏の残りの暑さが身体に溜まり、そこに今まで湿気を帯びていた空気がどんどん乾燥してしてきます。それにより中の熱と乾燥した空気により炎症を起こし、咳となります。

乾燥はもちろん喉だけでなく、皮膚、身体の中からからも乾燥を促進すると考えられています。そのためこの時期は、咳、鼻・のどの乾き、皮膚の乾燥、便秘などに注意が必要になります。

では、そんな時にはどんな食べ物がいいのでしょうか?

 

秋にはズバリ!「甘酸っぱい」ものと「白いもの」です。

甘酸っぱいは「酸甘化陰」といって、甘いものと酸っぱいものの組み合わせは身体を潤すと考えられてきました。

秋に実るくだものはまさしくその代表でもあります。

 

ぶどう、なし、リンゴ、柿、かりんなどです。

さらに白い食べ物は

白ごま、ハスの実、杏仁、ゆり根などです。

白い食材は肺に潤いをもたらすとされています。乾燥をただ防ぐだけでなく、肺を潤し守ることで、夏から秋にかけての寒暖差に抵抗力を補い寒い冬に備える身体の準備をしていきます。

冬の準備は今始まり、冬になれば夏の準備が始まります。なんでも一歩一歩ですね。。

今宵もよい眠りを!!ネムチカでした。

本日も御読みいただきありがとうございました。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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