
こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
タイトル「靴を履いたまま寝たことありますか?」 靴を履いたまま? そんなことあるわけないじゃん!と思った方は、一度でも靴を履いて寝たことがない方ですよね。きっと。
実は私は靴を履いたまま寝ていたことがあります。
20代の頃、旅行のガイドブックの仕事をしていました。その時はトルコのガイドブックでした。自分で取材に行って記事を書くため、朝から晩までその土地の名所や食事所をとにかく、一日中歩いて歩いて、ぐるぐるしていました。
一日取材したノートや資料を、とにかく今日の分だけでも整理しておこうと毎日、夜遅く部屋に戻るなりその作業に追われるわけですが、そこは眠気との戦いです。くつろぎモードになっては睡魔に負けてしまいます。そのため、帰ってきたまま作業をスタートします。
もちろん着替えず、靴も履いたままホテルのデスクに直行です。
しかし、毎晩こんな感じでしたから、疲れも蓄積してきて、ある日とうとうノートを抱えて、ベッドに倒れ込むように寝ておりました。
文字通り倒れ込むように、ベッドにダイブするようにうつぶせで倒れて寝てました。
気がついたのは、翌朝!
もちろん着替えもしてないし、顔も洗ってない。
そして靴も脱いでない!
力尽きた。。。
言い回しとして、これが一番しっかりきそうです。バタンキューの完全なるお手本です。
たしかに酔って帰ってきて、そのまま玄関先で眠りこけたら靴をはいたままの人もいそうですけど、基本土足厳禁の日本では、靴を脱ぐのが普段から当たり前の自分にとって、靴を履いたまま朝を迎えただ時は、なんだかとても悪いことをしたような気分になりました。
やってしまった。。という感じです。
では、なぜ靴を履いたままではいけないのでしょうか?
国によって考え方や習慣の差から、寝室まで土足、さらにベットの上でも靴を脱がないということもあります。そのためベットの上にはフットスロー、ベッドライナーなどと呼ばれる足元用の布があります。
ホテルでこの布何?と思ったことありませんか?
そのくらいふつうにベッドの上なら土足OK!なんでしょうね。
さて、では靴をはいたままで寝ていいのか、悪いのか?ですが、まずは衛生面的にはNGですよね。海外でもコロナ禍で土足の家の習慣を変えたというお家もあるようです。
靴を履いたままでは、まず足への圧迫が気になります。
足指や型に入った状態では、やはり一定の窮屈さがあり圧力がかかり、足もむくみます。
靴は脱いでも、靴下をはいたままという方もいますよね。女性は冷えの問題から、靴下をはいたたままの人もいますが、できれば眠る時は靴下もそして、靴も脱いで寝ましょう。
足裏から放熱する事で心部体温を下げて寝やすいモードへと切り替えていきます。
いつまでも放熱できないと、それだけ切り替えが進まなくなります。
足裏全体を覆わないようにして寝ましょう。
靴下を履いても、靴を履いても眠れますが、もっとぐっすりを目指すならぜひ、足裏を解放した状態でおやすみください。
では、今宵もよい眠りを。