じゃ、寝ないとどうなるの?

こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

梅雨明けませんね。
ほんとに雨が続いて、それに肌寒い。
蒸し暑いよりはいいですが、こんなに寒い日が続くと野菜の生育や
これからの暑さとのギャップにカラダがついていけるのか?
心配になってきます。

コロナ感染者もまた増えてきていますから、
まず自分の身を守るために
手洗い、食事、そして十分な「睡眠」で
しっかりメンテナンスしてくださいね。

十分な睡眠といいますが、
どのくらい眠るのが人は必要なのでしょう。

大人と子どもは同じ睡眠時間でいいのでしょうか?
働き盛りの大人と、
高齢者でも同じなのでしょうか?

推奨される睡眠時間は下記の通りです。

ご自分の普段の睡眠時間と比較してみていかがでしょうか?
長い?
それとも短い?
ですか。

もちろん個人差もありますから、
「長く寝ないと私ダメ」という人もいますし、
「ぜんぜん3時間くらいで平気!」なんて人もいます。

ただ、ひとつ言えるのは、
極端に短い睡眠時間はカラダを壊すということです。

眠る=生きることです。
寝ないで生きられる人はいませんからね。

人は寝ないとどうなるのでしょうか?

人は睡眠を全くとらないで過ごせるのか?

今から50年以上も前、1964年アメリカで断眠実験が行われました。
実験に参加したのは若い男性です。

断眠実験ですから、
睡眠をとらないで何時間すごせるのか。
を彼の変化を記録されました。

1~2日程度は誰でも1度くらいは
徹夜を経験したことがあるはずです。

次の日はどんな感じでしたか?
いつもしっかり睡眠をとっている人ほど、
ボーっとしたり、眠気でどうにも役に立たない一日になった。
と、いう人も多いでしょう。

気分がかわりやすくなり、
吐き気がするとも言っています。

3~4日になると集中力がなくなります。
その時に道路標識は「人」に見えるといった幻覚があらわれたそうです。
さらに記憶があいまいになり始めます。

その後7日目、8日目では
あきらかにろれつが回らなくなり、
話す言葉が不明瞭になりました。

9日目には文章を最後まで話す事ができなくなり、
考えは断片的になりました。
そして、指や眼球が震えてきたそうです。

10日目以降ははさらに、
言語能力、記憶能力低下したと記録されています。

そして12日目 「264時間」の連続起床時間で
この実験は終了しました。

この実験後、
この男性時間は14時間40分ほど寝たようです。

幸いにも後遺症などはなかったようですが、
この実験を最後に人道的立場からも
このような実験は行われていません。

長期の断眠は拷問の手段でもあったように、
大変過酷で、カラダや脳に負担を強いるものです。

そのため自ら睡眠時間を削ることは、
自らに負担をかけていると思っていただければと思います。

自分をまず大事にするためには
まず「睡眠」を十分にとる。

これが最初の基礎ステップです。

では、
今宵も良い眠りを。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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