睡眠は90分周期という説

月 周期 夜

おはようございます。睡眠アドバイザーのヨシダヨウコです。

とうとう12月も半ばとなりましたね。あと半月で今年も終わり!

もう、外を歩けばカレンダーをいっぱい入れた紙袋を持つ営業マンや、山積みの宅急便の台車を運ぶお兄さんもスピード勝負と言わんばかりに猛然と通りすぎます。私も全速力で物事進めているような心持ですが、実際は同時に3つのことをしていて、始めに何をしていたのか忘れる始末!もう少し落ち着かないと。深呼吸、深呼吸。「慌てない。慌てない。ひと休み、ひと休み。」一休さんの声を思い出します。ふーーー。

さて、そんな年末の慌ただしい時期は、みなさん忘年会やお仕事で睡眠時間も遅く、短くなりがちではないでしょうか?

先回の「ためしてガッテン!」ご覧になった方も多いかと思いますが、その中で「睡眠の周期」についての話題が取り上げられていました。びっくりしたのは海外の方も『睡眠90分周期説』を信じている方がたくさんいることでした。

睡眠の周期は90分ではありません

 

「朝すんなり覚めるには、90分の倍数で目覚ましをセットすれば良い」という説です。

そう、3時間後、4時間半後、6時間後に目覚ましをセットすればスムーズに起きられるますよ、という説です。

実際のところ、これは都市伝説と言ってもいいようなものです。睡眠の周期は波のように90分毎に繰り返しているものではありません。まして、自分の睡眠ですら毎日変化していますし、日によっても変化します。当然みな個々によって異なるのが睡眠周期です。

ですが、この説は今だ多くの方がインタビューでもそう答えていましたし、世界中で信じられているのですね。

昔とある説があり、その中の一部だけが独り歩きして今の現状になったようですが、私としてはその俗説が未だに信じられているのは、ご自分でご自分の睡眠サイクルをほとんどの方がご存じないことが原因ではないかと感じました。

睡眠を計る

 

血圧を測るのは血圧計。体重を計るのは体重計。では、睡眠を計るのは?

答えは「睡眠計」ですよね。。。

でも、まだまだ一般的ではありません。というより病院以外で測定ができるのを知っている方の方が少ないのではないでしょうか。

睡眠をきちんと計ろうとすれば、設備のある限られた病院で1泊して脳波や心電図、筋電計などたくさんの機器を体に装着して調べることになります。睡眠系の病気改善のために調べる以外にご自分から進んで調べることはなかなかないのが事実です。

でも今はこんなにコンパクトなもので、ご自宅でかなり精密に計測できるものがあるんですよ。

睡眠計

先日、私も1週間お貸出しいただき実際に装着して調べてみました。データはすぐに自宅では見れませんが、専用の機関で解析して後日郵送でデータ分析が送られてきます。私の睡眠総合評価は「B」。(まだまだ改善の余地があるようです。。。)

こんな機械、使ってみたくないですか?

これからは自分の心地良い睡眠リズムを把握しておく時代だと考えています。

(ご希望の方がいらっしゃればメール等でご連絡ください)

詳細はまたブログでお知らせするとしても、自分の睡眠がどうなっているか、どれくらい眠れているのか、まずはご自分のベースを知ってもらうのはとてもいい事だと思います。

自分の睡眠状態を知ってこそ、改善できます。

睡眠のことをもっと知っていただきたい!

来年もさらに「睡眠」について各所でお知らせしていきたいと思います。

では、今宵も良い眠りを!

本日も御読みいただきありがとうございました。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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