お通じと睡眠

こんにちは。 ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。 いつもお読みいただきありがとうございます。 お住まいの地域では、この豪雨の影響はありませんか? どんな地域でもこれまでの雨量で地盤が緩んでいるところもあるかもしれませんから、いつもより周辺を気にして、ご近所に声かけつつ安全にお過ごしください。 さて、コロナに豪雨、地震と、ココロが休まらなくて、眠れないという方もいます。 ほんと自分だけではどうにも防ぎようのないものもあり、「大丈夫かな?」と日々考えていると、ココロがどんどん疲れてきてしまいます。 ココロが疲れるとどうしても寝つきが悪くなって、睡眠不足になったり、浅い睡眠になって充分に寝た気持ちになれません。 睡眠不足が影響するものは多種ありますが、ここにきて、増えているのが「便秘」です。 ひとつには、家にいることが増え運動不足になりがちなためでもあります。 普段会社に行っていただけでも、かなりの歩数をキープしていたのに、家で仕事をするようになって、何日も家から出ないなんてことも珍しくなくなると、2000〜3000歩なんてこともあります。 さらに食事時間が不規則になったり、いつでも食べ物が手に届く状態だったりすることで、余計にカラダのリズムを狂わせてしまうことになります。

睡眠時間がキーポイント

  便は、夜間に作られます。 睡眠中に消化器官でゆるやかな活動により、消化しきれなかった食物のカス、腸内細菌の死骸、繊維質などで作られます。 それが本来は、朝に排出されます。 空っぽの胃に食べ物が入ることで、胃結腸反射が起き、便を送り出す蠕動運動につながり、お通じとなって排出されます。 問題は「空っぽ」というところです。 眠る寸前まで食事をしたり、不規則な生活をすることで、朝に空っぽの胃にならず、まだ消化状態だったりすることで、朝ごはんを食べない選択をする方がいます。 そうなると当然、反射も起こらず、排便欲求も弱くなり、お通じがこなくなります。 それが続くと便秘になります。 特に女性で極端に短い睡眠だったり、睡眠に何かしらの問題をかかえていると人に便秘の人が多いこともわかっています。 夜の食事と就寝までの間は「3時間」程度が望ましいと考えられています。 実は、お通じをよくするだけでなく、胃に食べ物が入ることで、ずれていた体内時計をリセットも、空っぽの方が強く合わせられるチカラがあるとされています。そういう意味で朝ごはんのチカラは栄養だけでなく、私たちにいろんな作用をしてくれているのです。 家にいると、いつでも食べられるし、眠れる。でもそのリズムを本人が守らないと、自分のリズムが崩れてしまう。 自分で自分を不調にしてしまうことになりかねません。 十分な睡眠時間をキープして、朝、お腹をすかせて起きる。そのあとに、美味しく朝食をいただく! これがお腹すっきりの基本です。 何をするにも元気でなけばできません。 どうか安全に過ごすためにも「良質な睡眠」をお取りください。 では、今宵も良い眠りを。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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