こんばんは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
今日はあるカルチャーセンターさんで、女性を対象にした眠りについての3回講座の2回目を行ってきました。
そこでやはり気が付くことは、今の女性は「お忙しい!」家事に育児、もちろんお勤めしている方、自分でお仕事している方、それに加えて親の介護も同時に行っている方などさまざまです。ほんとにカラダを休めたくても、その時間がないとか、また際限ない用事が尽きることがないため、頭の中はいつも何かがぐるぐるしてる!なんてことが、すでに平常運転ということもあります。
この平常運転は厳しい。
私も実母の介護をしていた会社員の時に、新規のプロジェクトのリーダーを任され、さらに人間関係のひずみもあり、その時の自分の顔から「笑顔」が消えていたことを、ずいぶんあとになってから気が付きました。
どれだけ肉体的に疲れていたのかは、どこにいても「眠りたい…」と思う前に寝てしまう自分が証明していましたし、それ以上にココロの疲れというか、消耗が激しかったことを覚えています。
脳の疲れはココロの疲れ
頭の中がとにかくグルグルして、まとまらない。
時間ばかりかかって、全然効率が上がらない。
そう、そんな時は脳の疲れ、つまり「ココロの疲れ」を疑ってみてほしいのです。
ココロの疲れは主に「ストレス」が原因です。
その疲れは自律神経を乱し、さまざまな不調を引き起こします。
長引かせないことも必要ですが、まずはココロを疲れさせないこと、未然に防ぐさらに予防することが必要になってきます。
そのひとつがマインドフルネスです。
マインドフルネス=瞑想 ではありません
あっ、瞑想ね。
そう思われた方も多いかと思いますが、瞑想自体はひとつの方法です。
マインドフルネスの基本は「今、ここに集中すること」です。
あれこれ考えてしまいがちな気持ちを、集中させてあるべき場所に引き戻していくことで、脳を無駄に疲れさせないようにするのです。
そのトレーニングのひとつの方法として「呼吸瞑想」があります。
もっともベースとなる方法ですので、一度試してみてはいかがしょうか。
場所も道具も必要ありません。
ただ、自分がほんの数分間、自分に集中するだけで、集中力や想像力、それに幸福感、レジリエンスが高まるとされています。
やり方をご説明します。
【呼吸瞑想】
・姿勢を整える
・手のひらを上にして両手を腿の上に置く
・上に引っ張られるようにして、安定させるために左右に少し揺れる
・自然に呼吸する
・鼻を通った息に意識をむける
・はじめは2~3分 慣れてきたら時間を延ばす
初めは短い時間でOKです。
意識は鼻の中を通る「息」に集中します。
必ず頭の中に何か雑念的なものが浮かびます。例えば「冷蔵庫の中にプリンあるかな?」とふと思ったら、「そうね。プリンのこと考えたね。それは横に置いて置こう。」とそっと手放します。考えてしまったことを否定しないでください。そっとその考えを川に流すようなイメージで、手放します。
毎日ほんの少しの時間でもいいので、頭の中を少しだけ空っぽにする時間を作ってみると、ココロが落ち着き気分よく眠れますよ。
では、今宵も良い眠りを。
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