こんにちは、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
この頃はどんなところでも挨拶は「暑いですね……」に決まってるかのようですね。
この暑さを、すでに災害と呼んでいる方もいます。
自分で温度管理ができない、また、管理されている場所にいなくてはいけない人にとっては、
周囲がその人たちの生死すら、気を配る必要があるということになります。
先日、父の髪を切る機会がありました。
しばらくの間、髪が伸び、本人的には大変気持ちの悪い思いをしていたようです。
暑さや諸事情により床屋にも行けません。
ですが、何事にも我慢が当たり前の世代のためか、
髪を切れない「不快」さを我慢していたようです。
この暑さも加わり、さらに状況も変わり、
『この(耳)あたりが伸びて気持ち悪い、なんとかしたい。』とやっと口にしました。
今までは伸びたら自分で床屋さんに行っていたため、
こちらもそこまで配慮していなかったことに申し訳ない気分あり、
『切ろうか?』と、気安く言ってはみたものの、正直、拒否される前提でした。
しかし意外にも返事は、喜んでお願いします!とのこと。
それからの悪戦苦闘した30分の結果はひどくてお見せできませんが、
本人の「不快」は解消され、下手なカットもまったく気にせず、
スキっとして気持ちいい!!と上機嫌です。
不快感は人それぞれ
西日本豪雨災害で避難所暮らしを余儀なくされている方も多い中、
「不快感」について考えました。
この暑さ、プライバシーのなさ、生活用品の不足、これからこと、
考えても不足なものばかり、不快なことばかりなはずです。
でも、みなさん自分だけではないないという気持ちから「我慢」に「我慢」を重ねる方も多いのも事実です。
大したことじゃないから言わない、
その基準は人それぞれですが、年齢が上の方や上手く表現できない子どもたちは
この暑さのことや、体調の変化に関しては、いつも以上に周りが気に掛ける必要がありそうです。
まだ大丈夫。
これくらいのこと当たり前。
みんな忙しいから我がまま言えない。
そんな「我慢」が命にかかわることを目の当たりにしています。
声をかけませんか?
この暑さです。
お隣り、近所、友人、知人、どなたでも会ったら声かけましょう。
『具合悪くないですか?』
『眠れてますか?』
その時すぐに困った事を口にしなくても、
お話ししやすい環境、さらに聞いてもらえるという安心感をお伝えできるのではないでしょうか。
過度な「我慢」をさせない人間関係をつくる。
家族でも、地域でも必要なはずです。
人それぞれ「不快の尺度」は違っても、
それを聞き入れてくれる人がいる、
いざとなれば相談できる。
それは心の杖になると思います。
暑さで眠れない、
それは体力、気力を奪います。
疲労は眠ることでしか解消されません。
どうかいつもより体を労わる事、自分を大事にすることを忘れないでいてください。
本日も御読みいただきありがとうございます。
今宵も良い眠りを。