こんにちは、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
連休も明け、今日から本格始動という方も多いのでしょうか。私の仕事はじめは4日からでしたが、今年は年始早々に雑誌のご取材をいただき幸先のよい出会いとなりました。とても面白いページに仕上がりそうなので、私自身もとても楽しみにしています。このお話は後日あたらめてお知らせさせてくださいませ。
今日は、ちょっと「きんかん」のお話しです。梅雨時期に梅干し漬けたり、梅酒作ったりすることを梅仕事などと言いますが、この休みに「きんかん仕事」をまとめてしました。
「きんかん」お好きですか?
昔は皮だけ食べる果物って「なんか変!」と思ってました。(中身はすっぱくて苦手でした)
不経済だし、さらに実が小さい!食べたっていう実感もない。なんだか不思議な果物だと思ってましたが、冬になると「風邪にいいから」「のどにいいから」とずいぶん言われて食べたことを思い出します。扁桃腺肥大でよく熱を出してしたこともあり、喉にいい!というものはたぶん人より多く食べさせられていたような気がします。
一昨年の冬、実家の庭の一角がやけに黄色い事に気が付きました。
???なんだろう???
近くでみると小さな実が、こぼれんばかりについているではありませんか?
「これ、きんかん?」と父に聞くと「たぶん……。」となんとも素気ない返事で、今までもこんなに実のなる木を自分で見過ごしていたのかと思うと、我ながら相当な節穴なのかと思い、かなり凹みました。でも、さすがにこんなに一面黄色い木を見過ごすだろうかと、、、再度、父に問い直すと「初めて実がなるのを見た」というではないですか。
主でさえ、ウン十年気が付かなかったのであれば合点がいきます。
でも、なぜ急に実をつけるようになったのか??その時は謎のままでした。。。
一昨年、昨年と大きい実がちいさなおひさまのように黄色く、それも大量に実っていたので、ご近所さん、もちろん我が家も今年に期待していました。秋には小ぶりな緑の硬い実がぎっしりついていて、お正月にはまた「きんかん酒」やおせち用に「きんかんの甘露煮」他に何を作ろうと密かに楽しみしていました。しかし!お正月になってもほとんどは硬く、色も緑の部分が多いまま。
ん、、、どうした?
どうやら、初冬からの乾燥と寒さで十分な水分もなく実の成熟が遅れていたようです。お正月用は父が前もって煮ていたものを少しいただき、フレッシュな果実は毎日、毎日眺めて「もっと黄色くならないかな…」と願うばかりでした。
庭に黄色い実のなる木があると縁起がいいそうですよ
きんかんだけでなく、みかんや柚子のような黄色くて丸い実がなる木があると、風水的にとても縁起がいいそうです。
それも西側がベストとのこと。きんかんは「金冠」という名前もあるくらいですから。
そう何故、数年前まできんかんの木があることに気が付かなかったのか?実は、その木の側に車を止めていたのですが、乗り降りやモノの出し入れに邪魔だということで、毎年ほとんど刈り込んでいたらしいのです。実をつけたくても、枝ごと切られてはどうにもなりません。実際、主も何十年も気が付いていなかった訳ですから。
そのころ免許を返納したことで車がなくなり、同時に枝が切られることもなくなり⇒急に実がなった!といことらしいのです。
ゆえにそれから毎年、実をつけてくれるわけです。これで縁起ものも復活なはずです!(今年のおみくじは「大吉」でしたし)
風邪にきんかん
今年は小ぶりで完熟できていないのですが、それでも少し収穫したもので、
・きんかん酒
今年はブランデーベースなので色がついています。
3カ月も経てば飲めると思います。
・きんかん甘露煮
ある程度の酸味も残りつつ、甘くしているので赤ワインに入れて自家製「ヴァンショー」にしてもいいかも。
寒い季節にはとってもいいですよね。からだがとても温まります。
・昨年のきんかん酒の実ををジャムに
と。一気に仕上げてました。
半年前、梅酒の果実をジャムにしようと煮込み、揮発したアルコールでガス報知器が作動!管理人さん登場⇒警備会社へ通報解除と、冷や汗をかいたことを思い出し、この真冬に家の窓全開、扇風機作動、換気扇最大で臨みました。おかげで報知器が作動することなくなんとか無事ジャムも完成しました。
このジャムお酒の成分もあるので、料理用が良い感じなので肉料理の漬け込みなどに使おうかと思っています。
梅や、きんかんは手間をかけることで、形を変えていただけるのはとても幸せなことです。
それが身体にいいこともあり、ひとつとして無駄にしたくなくなります。
今日は気温が上がる関東地方ですが、その後は急にまた冷え込むそうです。休み明けで体調崩されている方も多いのでビタミンを多めにとって「睡眠」時間も確保してくださいね。
では、今宵も良い眠りを。
本日も御読みいただきありがとうございました。