こんにちは。
マイナス1歳~86歳までの睡眠サポーターのヨシダヨウコです。
桜も満開を過ぎて散っていくのをを見るとなんとなく、秋の落ち葉のようにふと悲しくなったりしませんか。また、次の季節に移行することを自分の目ので確認してしまうからのような気がします。
せっかく華やかでいつまでも見ていたい桜が散る。
今度見れるのはまた1年先。そう思うと、ほんの少しだけ名残惜しくなるのではないでしょうか。
そう、本来は桜も今、咲いているこの時を十分楽しめばいいはず。
でも散っていくことや、先週のまだ見ごろではない時の方が待ち遠しくて良かったなど、勝手に昔の事や未来のことに気持ちを揺さぶられてしまいがちです。
例えば夕食中の頭の中。
「あっ、洗濯してないから明日着るものない」
「どうして昼間あんな風に友達に言ってしまったの!」
「残りの仕事やらななきゃ」
「このテレビ番組面白くない。。。」
など、目の前のおいしそうなハンバーグを口に運びながらも、その味を味わっているとは到底言えない脳内のぐるぐるさです。
これ、どんな時でもそうなっていませんか?
先々のことを考える。準備して、先回りしているのはとてもいいことかもしれませんが、あまりに先回りの先の先までいくつも考えすぎていたり、逆に後ろ向きに後悔している出来事を何度も掘り起こすなど、どちらも決して<今>を生きているとはいえません。
今を生きないと幸せが逃げる⁉
脳の働きは、ご主人様の言いなりです。
インスタにあった気になる店を探していたら、途中で上司からのメール受信に気付き、その内容を読んでいると、明日会議に必要な資料を準備していないことに気づき、朝早く出社するなら着る服を選んでおこうとして、その服にシミがあることを見つけて、洗濯を始める。。。
あれ? 私何かし忘れてない?
そうです。
店を探していたはず。
こんな風に脳は、ご主人様の思いつくままに振り回されてクタクタになっているのです。
もう、いい加減にして!と声に出すこともありません。
でも確実に疲れていることがわかります。それが「脳疲労」です。
- ボーっとする
- イライラする
- 記憶力が悪い
- 考えがまとまらない
- 集中できない
などの症状が脳疲労です。
現代人のほとんどはこのような症状を経験しながらも、どんどん自分自身にタスクを与え続けてしまいます。
そうなればなるほど今を感じる、今を味わうことから離れ「幸せ」から遠ざかってしまうのです。
そうならない方法は簡単です。
今を生きる!
食べる時は目の前のものに注意を払い、味わいながら食べる。
お風呂に入っているなら、目も休めボーっとする。
トイレにはスマホなどは持ち込まない。
など、何かをしている時はその状況だけに集中するようにします。
それが私たちの脳が喜んで、楽に働いてくれる方法なんです。
自分のためにあれもこれもと思っていたら、それが全く逆方向だったとは。
そういう時間増やしていきませんか?
では、今宵も良い眠りを。
眠りは脳疲労の回復に最適です。
その眠りを良くする方法が101個! 身近なものから取り入れてみてはいかがでしょうか?
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