こんにちは。
マイナス1歳~87歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
先日、講演させていただいた会場でお昼寝についてのご質問をいただきました。「お昼寝はいいのでしょうか?」というご質問でした。
私からのアンサーは「良いようで悪い」です。
なーんだ。どっちでもいいのか。
と、思われたかもしれませんが、どっちでもいいわけではないのです。
このお昼寝、上手く使えばとても自分にとってプラスになりますが、下手な使いかたをすればそれこそもったいない結果になるということです。
お昼寝はあくまでも補助的な役割
お昼寝した後の気持ちってどんな感じですか?
「あー、なんかすっきりした!」って思いますよね。
そうなんです。朝からさまざまなタスクを処理してきた脳が午後になって疲れてきていたので、一旦、目からの情報も遮り、ランチ後の眠気と相まってウトウトと数十分(ベストは20分弱)。あまり深い眠りまで到達していないため、起床もスムーズですっきりとして今までの仕事にスムーズに戻れます。
ただ、この気持ち良さをもっともっとください!と思って2時間も3時間もお昼寝すると(時間のある場合)今度は起きる時になんだか重だるくなってしまうこともあります。研究では1時間以上のお昼寝は認知症のリスクも高めるともいわれています。
お昼寝はランチやディナーではなく、あくまでおやつ的な眠りと思ってください。
おやつですから、気分転換やちょっとした栄養補給にむいていますが、そのおやつでがっつり食べるのは他の主食をとる時間に影響を与えてしまいます。
おやつは、おやつなりにいいところを上手く取り入れてほしいのです。
ただし、普段の朝昼晩の食事が上手く取れていない人(ここでの例え)だとすると、少しでもおやつで栄養補給するのは致し方なしと思います。
まずはしっかりと夜の主睡眠をとれるように、ご自分の日々のスケジュールを計画してみてくださいね。
では、今宵も良い眠りを。