ネムリストのネムチカです。
今日は「世界睡眠の日」です。この日は世界睡眠医学協会(World Association of Sleep Medicine)が定めましたが、日本には3月18日の「春の睡眠の日」と9月3日(グッスリ)の「秋の睡眠の日」があり、その前後の1週間を「睡眠健康週間」と呼び睡眠に関する知識普及や啓発活動を行うとされています。
そんな日でもありますし、ネムチカは都内であった睡眠のセミナーに参加してきました。
一般向けの講座でしたが、立ち見で講演を聞かれていた方もいるほど大盛況でした。その大半は高齢者の方が多く、睡眠への問題が個々におありになるのでしょうね。登壇されていた先生も『年齢が上がるにつれ熟眠感が減るため、どうしても睡眠への満足感が得られにくくなる』と言っておられました。「寝床にいる時間=(イコール)寝ている時間」になるのはある年齢までです。年齢が上がると、たくさん寝ようと早寝になるものの覚醒している時間も多くなり、『眠れない!』と意識するあまり逆に不眠になるケースもあります。そのためできるだけ「眠くなってきたら寝る」を実践して、起きる時間を一定にることが大事とされています。
健康づくりのための睡眠指針 2014 ~睡眠 12 箇条~
1.良い睡眠で、からだもこころも健康に
2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを
3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります
4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です
5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です
7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ
8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を
9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない
11.いつもと違う睡眠には、要注意
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を
健康づくりのための睡眠指針 2014 平成 26 年 3 月 厚生労働省健康局より
今日は少しだけでご自身の睡眠を見直してみてはいかがでしょうか。
みなさん良い眠りを!ネムチカ
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