ガン患者さんの睡眠を考える

こんにちは。

ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

ご存じの通り、睡眠は誰にしも必要なことです。

健康な人は、その健康を維持して明日また活力ある毎日を過ごすため、
時に病になり、静養が必要な人にとっての睡眠は、
もっと大事な意味を持つと考えています。

私がこの睡眠改善の世界に入るきっかけとなった出来事のひとつに、
母の闘病があります。
ガンを患い、3年8か月の間に5、6回の入退院を繰り返していました。

病状によって、身体的な症状が増えると家族として、
それを取り除きたいと思い、
また患者さん本人も取り除きたいと苦しまれます。

母の場合は肝機能の低下からか、
いくら掻いても掻いても「かゆい、かゆい」と言い続けていました。

連続しての痛みやかゆみ、
さらには腹痛や咳、冷えなど病状によって患者さんを苦しめるものは、
昼夜を問いません。

痛みがあれば当然眠れず、
痛みのない時に寝て少しでもカラダを休める。
そんな時もありました。

体力の回復のためにも「睡眠」は欠かせません。

ガン患者さんにとっては、
先程上げたような身体的な不都合だけでなく、
この先のことや周囲のことを不安に思い、
ストレスとの戦いもあります。

また、近ごろは同じ病院に長くいることができないため、
環境の変化にも適応できないなどもあります。

もちろん病気の治療に必要な薬剤からの影響や、
全てことかから鬱の症状や適応障害を発症するケースもあります。

一見すると規則正しいような入院生活も、
ベッド以外は自由にならないことから、動かなくなったり、
昼間に長く寝てしまい、
せん妄を引き起こすなど、病気以外でも注意をする必要があると考えています。

眠りたい。

眠れない。

見守る家族も同じ。

家族にご病気の方がいると、
その生活リズムはなかなか今まで通りとはいかない事も増えてきます。

ゆっくりしっかり眠れたら、
ココロの余裕もできて、お互いに当たったり、
余計なひとことで傷つけることもないのではないでしょうか。

睡眠はココロとカラダの修復時間

睡眠の時間は「ココロとカラダの修復」の時間です。

その時間を痛みや他の苦痛から解放され、
しっかり休めるよう「睡眠改善」をするものとして、
睡眠環境や生活リズム、
さらには脳やカラダのストレッチをしながら
快方への手助けをしていきたいと考えています。

ここでの方法は、
お薬は使用しません。

昼間の時間のリズム調整
睡眠環境の整備

夜間の睡眠が充実

体力アップ

精神的余裕
のようなスパイラルを目指しています。

生活の中で無理のない範囲で
リズムが作れる方法を模索し、
カラダと脳を動かして、
夜、しっかりとした主睡眠がとれるように
その方のできる範囲で工夫してい方法です。

睡眠はおひとり
おひとり違います。

何か悩まれている方は
一度ご相談ください。

睡眠・ZOOM相談

ご活用ください。
では、今宵も良い眠りを。

 

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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