こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
夏本番ですね。
暑いのが好きな方、苦手な方さまざまですが、どんな時でも「機嫌」よく毎日を生きられたらそんないいことはないですよね。
そもそも機嫌ってなんでしょうか?
「ご機嫌ななめ」「ご機嫌うかがい」「上機嫌」などと、毎日のように私たちが愉快か不愉快かなどの気持ちや気分を表すときに使うこの「機嫌」と言う言葉は、仏教の戒律が語源です。
もとは「譏嫌」と書き、譏(そし)り・嫌(きら)うという意味で、他人の「譏嫌」を受けないようにする戒律からきています。
『大般涅槃経』聖行品第七之一に「息世譏嫌戒(世の譏嫌を息(や)める戒)」という戒律があり、「罪にならない事はもちろん、世間の人たちから譏り嫌われない行動をとる」ために決められた戒律の一つで、「人が不愉快と思うような言動は慎みなさい」という意味です。
やがて、「機」が「機転」や「機知」などの語に象徴されるように、細かい心の動きを表す意味を持つことから「機嫌」という表現が作られ、そこから「上機嫌」つまり「愉快なこと・気分・気持ち」を表す言葉が派生してきました。 ~天台宗のHPより引用~
そもそもは仏教用語なんですね。
気持ちを表す言葉ですが、人を不愉快にさせるような言動はつつしむべきとの教え。
あー、そうですよね。
機嫌が悪くなるのは、大抵の場合ほかの人から何か面白くない事を言われたり、意地悪な行動をされたりする時ですよね。
「(あー、それせっかく準備しておいたのに)ご飯いらないの?」
例えばこんな感じですよね。
家族のためにせっかく夕食の準備していたのに、それも手の込んだ料理を作ったのに、「バイトで遅くなる」「残業だから会社で適当に食べるわ」など、勝手な訳ではありませんが、作った本人としては、面白くないですよね。
せっかく……
なんで、私だけ……
どうせ……
ネガティブワードが次から次へとココロ中を充満させていきます。
寝不足はココロを乱す
全部が全部ではありませんが、結構な割合でこのような時に「まっ、いいか。ひとりで食べちゃおう!」とか、「そうだ、あの人に差し入れしよう」「冷凍しておいてまた、後で食べてもらおう」などと、とにかく別の方向に切り替えらるのは、その人の<ココロの余裕>です。
ココロの余裕がないと、「なんで!!」ぷんぷんとなりますが、余裕があれば、「バイトも残業も大変だな」なんて少し俯瞰して相手を思いやる気持ちも生まれるというものです。
そのココロの余裕はどこから来るのでしょうか。
私たちの体内には人の気持ちを左右するホルモンがいくつかあります。
その中でもセロトニンは幸せを感じる脳内の神経伝達物質です。さらに他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。
そう、感情をコントロールしてくれる役割もあるんです。
そのセロトニンを私はいつも増やしたいな。。そう思って行動しています。
その行動の一例が「朝散歩」です。
朝日を浴びることで、私たちのカラダからセロトニンを分泌してくれるんです。
朝散歩の良さはセロトニンだけじゃありませんが、朝からリズム運動をすると血流も良くなるし、それだけ活性化します。カラダも固まった状態よりほぐれるますから、動きも良くなる。
コロナですし、人込みは。。。
と、思うなら朝早く歩くと、それだけでかなり気分がいい!
その気分の良さがスタートダッシュにつながり、結構その日一日をいい感じで過ごせます。
いい気分でいる。
気分良くさせる。
そう「自分の機嫌」をとる。
自分がどうしたら機嫌がいいのか、どんなふうに過ごすと楽しくいられるのか?
そんなことを考えてみてください。
残念ながら人は変わりません。無理に強要すればするほど自分が疲れ、イライラします。
それよりも自分の機嫌をとってくださいね。
あっ、セロトニンにが増えるとメラトニンに影響しますので、夜しっかり眠れて、さらに気持ちが安定してきます。まさにハッピーサイクル!
ぜひ、お試しください。
では、今宵も良い眠りを。
朝散歩の様子は、Instagramに投稿しています。
https://www.instagram.com/nemurinochikara/