こんばんは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
ふとん屋の長女として生まれた私ですが、なぜ、ふとん屋を継がなかったのか? と、不意に聞かれたことがあります。
ですが自分の事なのに今まであまり気にしていなかったことに気が付きました。
正直なところ小さい時から「別に継ごうなどと思わなくて結構」と言われ続けていたので、「あー、自分のやりたいことをすればいいんだ」と素直といえば素直に考えていた節があります。
父の本心は本当のところわかりませんが、別段そのことでもめたこともありませんし、私が睡眠の仕事を始めた時には、結局そういう方向なんだ…と、ボソッと言っていましたから、まんざらでもなかったのかもしれません。
今でも布団の事については教えてもらいます。
素材、サイズのこと、使い方など聞けば寝具については答えてくれる大事な師匠です。
今はスーパーでも布団を売っていますし、ネットで買う人が多いのではないでしょうか。
昔は何でもそうですが、実際に見て購入していました。その中でも布団は大きくかさばることからなかなか自分で持ち運びができない方にとっては、配達をする父のようなふとん屋さんが重宝だったのでしょう。
時に家に山と積まれた布団で遊んで怒られたり、
漫画の絵が描かれた枕が欲しくて駄々をこねてみたり、
新作の布団を使わせてもらったり、
と、今にして思えば、ふとん屋の娘の特権だったわけです。
「門前の小僧習わぬ経を読む」ほどではなかったかもしれませんが、やはり家業が寝具店でなければ、今の私が「睡眠」の仕事をしていたかどうかは、わかりませんし、ふとん屋であったことが大きく影響したと、後から気づきました。
何かが言いたいのかといえば、
寝具や眠ることへの興味は培われたものだということです。
眠りの英才教育?
受験期に「合格したら何がしたい?」と聞かれて「思いっきり寝たい」と真剣に答えていました。
何かが欲しいとか、どこかへ行きたいではなく、自分の布団でとにかく寝たかったのを強烈に覚えています。
「睡眠愛」とでもいえるような感じです。
いままでの人生の中で、何度となく「あー--、寝たい」と真剣に思った時期があります。
眠るって、大事ですよね。
カラダも楽になるし、
ココロも落ち着く、
物事を考えられるようになる。
こんな最高のメンテナンス機能を生かさないなんて、逆にもったいなさすぎる!
その舞台を支えてくれる寝具はいい眠りの立役者なんですよ。
週末、できればご自分の寝具を見直してみてくださいね。
では、今宵も良い眠りを。
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