寒いから起きられない!

湯たんぽ

こんにちは。快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

ネムリノチカラは昨日から2018年を始動しました。今年も皆さんがぐっすり眠れるお手伝いをして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

年も明け、昨日や今日から仕事始めの方も多いと思います。今朝は寒かったですね。正確には、まだ気温も上がらず寒い!です。だって今日は「小寒」寒さがこれから本番をむかえる寒の入りですから。

こんな時に多いお悩みは

「寒くて起き上がれない!」「寒くて布団から出られない!」

「寒くて寝付けない!」

「手足が冷えて寝付けない!」

「乾燥してのどが痛い」

など、寒さ乾燥、についてのお悩みが多くなります。

睡眠時の冬の寒さ、乾燥対策

 

睡眠には部屋の温度、湿度、明るさ、さらに色、などいろいろな環境の変化が「睡眠の質」そのものに影響してしてきます。人は寝ているいる時の環境に以外にも敏感で、すぐに起きたり、眠りが浅くなったりします。

まず寝室の温度ですが、適温として16℃くらいがベストです。

家の構造や地域(寒冷地など)、さらに年齢などの違いによって感じ方も異なり、なかなか一概にはいえませんが、このくらいの温度を保つことで快適に休める環境が作れるといわれています。

起きたくない朝が増えるのもこの差です。寝床と室温の差が「起きたくない!」の最大の原因。

できるだけ部屋はタイマーなどを使い、部屋を暖められるようにしてみてください。

また、室温のほかには布団の中の温度はどのくらいが良いのでしょうか? こちらはだいだい寝床は32~34℃を目安にしてみてください。正直寝床の温度など厳密に測って寝る方はあまりいませんが、体温より少し低めな感じが目安だと思ってください。

寝床に関しては、「寒い!寒い!」と言いながら潜り込む至福のひと時でもありますし、温かいくてホッとしたいですよね。そのため電気毛布や電気マットのようなもので一晩中暖める方もいらっしゃいますが、できればタイマーなどを利用して寝付いた後は、自然にスイッチが止まるようにしてください。就寝時は特に体温の調整機能が低下しています。そのため汗をかいたままにしておくと冷えを誘発することもあります。

女性に多いのが手足の冷えです。

寒くて手足が冷たく氷のようだという方が大勢います。そのような方にお勧めは「湯たんぽ」です。湯たんぽのいい点は熱すぎないこと。時間の経過とともに温度は下がり、自分が寝て必要がなくなると、自分の体から離すことができるからです。さらに体を乾燥させることもありません。

特に寝始めの手足の冷たさをほんのりと暖めてくれるますし、お腹周りにおくことで内臓で暖められた血液が体全体に巡ります。

冷えないような体作りも同時に必要ですが、靴下を何枚も履いたり、パジャマやフリースなどの重ね着で、自分で「寝冷え」を誘発している方もおいでです。できるだけ靴下ははかず、重ね着もしないでおやすみできるように工夫してみてください。

重ね着は、寝返りもしにくくなり、からだのだるさにもつながったりします。

暖炉 暖かい

次は「乾燥」ですが、寝室の湿度は50~60%を目安にしてみてください。

冬場の乾燥は30%台くらいになりますので、気をつけて湿度をあげる工夫が必要になります。特にエアコンをお使いのご家庭では、部屋に洗濯物を干すとか、寝室には音の静か加湿器を置くなどしてみてください。濡れたタオルなどを寝室に干しておくことでも効果はあります。特に冬は風邪からくる鼻炎などで口呼吸の方が増えますし、口で呼吸すると朝にはのどをさらに痛める結果になりますから、ほんの少しのことで家族、ご自分の体を労わってみてくださいね。

これから一年の中で一番寒い時期を迎えます。

今年は特に雪も多く、寒いです。どうか免疫力を高めるためにもしっかりと質のよい睡眠を保てるように、睡眠環境にも工夫してみてください。

『我が家の場合は***だけどどうすればいい?』『***こんな時は?』などのご相談でも承っています。

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ブログは毎週火曜と金曜に更新中です。

では、今宵も暖かくしておやすみください。

ヨシダヨウコでした。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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