こんにちはココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
このところ出張が続き、自宅の慣れた寝具でない場所で眠る機会が多い時期でした。
ある講演の時、出席された方から「先生は旅先でも普通によく眠れるんですか?」と尋ねられました。
ふと?自分のことを振り返ってみると、どうかなと?
確かに自宅に比べれば眠りにくい場所もあります。クーラーが寒すぎたり、ホテルの廊下で話す人の声が良く聞こえたり、枕が合わない、旅先で珍しいものをちょっと食べ過ぎて胃もたれしたり、などとにかく日常と違うのですからさまざまな事がおきます。
ただ、ある程度のことは防ぐことができると思います。
例えば音の問題などは旅先用に耳栓を用意するのはどうでしょう。最近は音楽を聴くイヤホンを代用する人もいますが、就寝用は専用のものを使うと違和感なども軽減できますから、そのあたり自分の使用頻度に合わせて選んでも良いでしょう。
また、自分に合わない枕なら手作りしてみるとか、温度は寝装で調整するなど、できる範囲のことを想定しながら準備しておきます。
想像と準備で対応できていない場合は?
それでも起きることはありますから、その時はそのことばかりをあまり気にしないというのも大切だと思います。
その晩が眠れなくても大丈夫です。
睡眠はトータル。一晩のこと気にしすぎるより翌日キチンと眠ることを考える方が大事かもしれません。
だいたい1週間くらいのスパンで「今週はよく眠れた」と思えればオーケーです。
逆に1日、一晩のよし悪しを気にしすぎる方がストレスになって、次の夜に影響しかねません。
出張などて新しい場所は、本能的に言えば「危険な場所かも?」のセンサーが発動して当然。人間として安心して眠れるか否かを判断しているのですから、正常な感覚です。
だからこそ「ここは大丈夫」と自分に伝え、いつもと同じような睡眠のルーティンをするなどして眠るといいですね。
むやみに焦らず、ゆるっといつもの自分に意識を戻しましょう。
そのためにもいつも使う香りや持ち物などを持参するのも効果的です。
旅先で体調を崩さないためにもね。
では、今宵も良い眠りを。