こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
5月の時点では雨も多く「梅雨入りは早い!」と思っていましたが、その後は晴れ続きで梅雨入りは結局、平年並みになりましたね。
だからこそ、この晴れ間大事にしておきたいものです。
梅雨時期になれば、お布団を干すことができません。
布団干しは何のためにするかと言えば、この3つのためです。
- 湿気をとばす
- フケ、髪の毛、皮膚などのアカなどを払う
- 雑菌やダニの繁殖を抑える
です。
1.湿気を飛ばす
これは誰もが気持ちいいと感じたことがある「干したあとのお布団」は、太陽の匂いがして、加えてカラッとしていて、それだけで頭から飛び込みたくなうような気分になります。
この時期だけでなく、お布団は年中干して欲しいものですが、マンションなどにお住いの方で美観の観点から外干しができない、そもそもベランダがないという家もあると思います。その場合は、できるだけ夏でも布団乾燥機などを利用して、最後に涼しい風などに切り替えることが必要です。
湿気に正体は、私たちからでる「汗」です。
夜間にコップ1杯汗と言われますが、気温も湿度も上がる時期は、余計に肌にべたつきを感じたりしますので、サラサラな状態にしておくことで入眠する時の状態が変わってきますので、布団を干し、さらにカバー類も清潔にさらに肌にまとわりつかない素材がより快適にしてくれます。
2. フケ、髪の毛、皮膚などのアカなどを払う
生きている以上、新陳代謝が行われ、私たちのカラダからは不要になったものは、はがれたりして外へと排出されていきます。
夜間、寝ている時に無意識に頭やカラダを掻くことで皮膚がはがれることも普通にあります。そのため、寝具には多くのこういったものが残ります。寝具類を干すことでこれらをエサにするダニなどを増やさないためにも、とても大事なことです。
時折、お布団を干す際に「パンパン!」とふとん叩きで大きな音で叩く光景をみかけますが、布団は叩くよりはなでるように払う方がいいと思います。
パンパン!と叩くと、いかにも中の部分まできれいにホコリなども出ているように思えますが、かえってダニなどが粉々になり、吸い込む原因にもなりますので、干すときは表面を払うようにしてきれいにしてください。
3.雑菌やダニの繁殖を抑える
なにせ見えないものですから、カラダに影響が出てからでは遅くすぎます。
2の餌になるようなものを排除して、1の住みやすい、繁殖しやすい環境を作らないようにして、ホコリなどカビの原因になりやすいものも排除しておくことで、安心して眠る環境作りをしてください。
ダニは梅雨時期に繁殖して、秋には死骸になり、それがアレルゲンになり、体内に吸い込まれたりすることで影響がでるとされています。まったくダニなどがいない部屋やベッド環境ををつくるのは不可能といわれてます。少しでも影響を減らすために、こまめな換気や掃除機が一番いい方法かもしれません。
気持ち良く毎晩眠るために、少しの環境作りが睡眠の質をグッと上げてくれます。
では、今宵も良い眠りを。
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オンラインなので、家にお邪魔することなく、問題点のご相談に応じます。
「ぐっすりマイルーム」