こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
梅雨もやっと明け、とにかく遅れていた夏を取り戻さんとばかりに、急な暑さが続いています。
高騰していた野菜もこれで少しはこれで落ち着くでしょうか?
晴れて、気分も上がりますが、暦の上では今日は「立秋」
カテゴリーでは秋の入り口にたった状態です。全然、夏満喫していないのに秋ですか。今週末は3連休にお盆。それが終われば、海もクラゲがでるよ!なんて言って、盛夏は終わりモードです。特に今年は、海水浴もできないし、みんなで集まって花火とか、わーっと騒ぐことがコロナ感染のリスクを高めるだけに、できるだけ少人数でマスク原則ですね。
ただ、遊ぶためだけなく、仕事や学校などで外出したり、外作業をされる場合もあります。
まずはこの暑さで「熱中症」にならないようにすることです。
熱中症にならないために
まず熱中症とは何か?
本質的には、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で、表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがある。また、熱中症が原因で死亡することもある。特にIII度の熱中症においては致死率は30%に至るという統計もあり、発症した場合は程度によらず適切な措置を取る必要があるとされている。また死亡しなかったとしても、特に重症例では脳機能障害や腎臓障害の後遺症を残す場合がある。屋内・屋外を問わず、高温・多湿が原因となって起こり得る。湿球黒球温度21 – 25℃あたりから要注意になる。日本の国立衛生研究所の資料によると、25℃あたりから患者が発生し(段階的に増え)、31℃を超えると急増する。~Wikipediaより
昔から言われている日射病とはまた違います。
室内でしかも夜中、寝ている時に亡くなるケースもあるためです。
ですが、状態は同じようなこともあり、体内に熱がこもり、自力で放熱することができなくなるためです。
熱中症を防ぐには
- 適度な水分補給
- 程度な休憩
- 日の高い時間帯に屋外で無理な運動(作業)を避ける
- 塩分、ミネラルの補給
- 涼しい環境、服装の工夫
などが上げられますが、「睡眠」も重要な要因のひとつです。
ある実験で、適正な睡眠時間をとったグループと4時間に睡眠しかとっていないグループで、同じ条件下のもと、午前、午後に40分のウォーキングをしました。午前の実験では両グループとも大差はなかったものの、午後の実験になると、休憩をしているにもかかわらず後者の4時間睡眠グループは体温の戻りが悪くなり、最後の実験の時は、逆に上昇していました。
つまり寝不足だと、「深部体温が高くなりやすく、リスクが高く」なるということです。
日中外でできることだけでなく、まずはしっかり夜、自分のメンテナンスのためにも寝不足の状態にならないようにしておく、これが誰でもできる対策方法です。
夏の暑さで寝苦しくて、寝不足のまま外出。寝坊して家を飛び出し、朝ごはんもなし。こんな状態だとカラダはエネルギー不足、さらに水分不足になります。体温調整がうまくコントロールできなくなると、熱中症のリスクはさらに高まります。
今年はコロナ感染予防のこともあり、免疫力を落とさないためにもご自分の「睡眠」を見直す方が増えています。しっかり寝ておけばそれだけ、リスクを減らせます。
さらに今は、病院も救急機関も大勢の方のサポートで手が足りない状態。なるべく病院のお世話にならいように自らのメンテナンスには気をつけたいものですね。
では、まだまだ暑い日が続きますが、今宵も良い眠りを。
「お知らせ」
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