こんにちは。
マイナス1歳から87歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
睡眠の悩みは本当に人それぞれです。
相談というと「眠れない」と思われるかも知れませんが、実はご相談に関してはさまざまなな事を聞かれます。
ご自身の悩みだけでなく、お子さんや高齢の親御さんのこと、そしてパートナーさんの睡眠についてお聞きなる方もいます。
特にセミナーなど行うと、その後にさまざまなな質問をいただきます。
「寝る時は電気をつけない方がいいですか?」
「寝る時は真っ暗な方がいいですか?」など
眠る時の寝室環境については、良く聞かれます。
夜はライトの明るさに注意
日本はどの地域でもほとんど電気があり、夜間でも煌々と灯りがあり、ひいてはそれが治安にも役立っています。
夜、この室内灯のおかげでご飯の支度ができたり、勉強や読書ができるわけです。
それも夜間遅くでも昼と変わらない明るさがあります。
眠りは自分の生活リズムと密接です。
夜型、朝型はあるにせよ、受験生は室内灯や手元のライトがあることで、家で勉強出来るし、昼間忙しい人は、明るさのおかげで趣味を楽しむこともできます。
ただ、気をつけていただきたいのは、明るさはイコール活動モードになるということです。
昼と同じように明るいと、脳は「まだまだ活動時間⏰‼️」そう思って、眠くなるモードにいつまでたっても切り替わらなくなります。
メラトニンと呼ばれる(私の本ではドラキュラホルモンと呼んでいます)眠りへ誘導するホルモンがあります。
このメラニン、なにせ明かりに弱い。
煌々とした、それも青白い光の下で生活すると、あまり活躍してくれません。夜間のお仕事の方々にはそれも好都合ではありますが、普通に昼間働く人はどうしても寝るのが遅くなったりするので、夜は夕食後くらいからは室内灯を落としていただきたいと思います。
そのように照度を押さえていると眠気が自然にやってきます。逆に寝る間際まで光を浴び続けることで覚醒モードをONにしていることになります。
ですから、夜は少し光を落とし、寝る時もさらに明るさに気をつけて、余計な光を排除してください。
寝室が真っ暗な方がいいかどうかに関しては、時と場合によるかと思います。
真っ暗過ぎて怖い方
・夜間に何度もトイレに行く方
・寝床をシェアしている場合
などは危険な場合もありますので、天井よりは足元を照らすようなフロアライト的なモノをオススメします。
光源が目に入らないように下に置いてうっすライト程度にしてください。
また季節によって、特に冬はお日様が上がるのが遅いですから、遮光カーテンを閉めたままにしているとリズムが崩れることもありますから、その季節、部屋の向きによってバランスをとってください。
今はカーテンレールに取り付けるタイマーなどもあります。時間になったらカーテンが自動で開く方式です。このようなものを利用するのもいいかもしれませんね。
夜は暗く、朝から昼は明るく、しっかり体内時計を動かして、リズムよく生活するとカラダが楽になりますよ。
では、今宵も良い眠りを。