寝る時にまとうのはシャネルN°5だけ

こんにちは。

ココロとカラダを整えるを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

1952年、今からもう70年も前のことになりますがアメリカで発行されていた「LIFE」という雑誌に、後世に残る有名なインタビュー記事が掲載されました。

それがマリリンモンローさんのインタビュー。

「ベッドでは何を着て眠りますか?」

その問いに対して彼女は

「寝る時にまとうのはシャネルN°5だけ」

そう答えました。

この発言は当時相当センセーショナルなことだったでしょうし、今でもこの一説はマリリンモンローを語る上でもとても有名な話です。

シャネルN°5だけ……というおしゃれな意味と、「じゃ、ほかは何も着ていないの?」というみんなの妄想に火をつけたのです。

確かにセクシーなイメージが強かったマリリンモンローさんですから、そのイメージをさらに搔き立てるエピソードとして、より強烈に印象に残ったはずです。

裸で寝る人、寝ない人

これを読んでくださる方の中には「毎晩、裸で寝ているよ!」という方もいらっしゃるでしょう。

私も知り合いの方で「夜は自由でいたいから、何も身に着けず、裸で寝ます」という方がいらっしゃいます。

良く海外の映画などでは、上半身は裸で眠る男性もいます。

では、裸で寝るのいいのか、それともNGなのか?どちらでしょう。

まず裸で寝る人の言い分

  • 下着などの締めつけがない
  • リラックスできる
  • 深く眠れるような気がする
  • 気持ちいい
  • 面倒がない

そんな理由が挙げられるようです。

確かにメリットになる点もありますね。

特に下着などの締め付けからの解放は、かゆみやこすれなどの要因を一日中受けているよりは、夜間だけでもそのダメージからの解放は修復したり刺激の面ではいい事なのかもしれませんね。

また、体温の調整が自然に近いことでより深く眠れるという研究もあるようです。

人間も動物だと思えばそういった自然に近いで寝る方が、ココロもカラダも解き放たれ、より「ぐっすり」を手に入れることができるのかもしれません。

裸で眠るデメリット

メリットがあれば当然デメリットも考えなくてなりません。

一晩中、裸で寝る場合のデメリットとしては

  • カラダが冷える
  • 保湿、吸湿ができない
  • それにより寝具が汚れる
  • 寝具の汚れによりダニなどの増殖する

ん、、、こんなところでしょうか。

まずは体温調整ですが、これは年齢や寝室の環境にもかなり差が生じるでしょう。また、体調不良やその人の基礎代謝にも左右されるはずです。寒がりの人や冷え性の人が裸で一晩中眠るのは、やはりカラダを逆に壊しかねません。

夜の体温調整は自分のチカラではなかなか難しいですし、その点は衣類や寝具で十分に調整していただいた方がいいと思います。

さらなる問題が「衛生面」です。

裸で寝るため、寝具が汗や皮脂、フケ、毛髪など人間から排出されるものをそのまま吸着することになります。

毎日、すべてのシーツやカバー類を洗濯し交換し掃除するのであれば、それはまだ可能かもしれませんが、そうでないのあればあまり、裸で寝るのはおすすめできません。

特に日本は四季もあり、これからの季節が湿気の多い時期になります。

同時にダニの繁殖期にもなりますから、そこは注意が必要です。ダニはそういった皮脂などを餌にします。ダニやハウスダストはアレルゲンの素にもなるため増やさないことが賢明ですし、その素を作らないようにしておくことが大事ですね。

 

では、今宵も良い眠りを。

寝室の環境などについてのご質問、ご相談にも応じています。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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