どの向きで眠っていますか?

a woman sleeping on the bead

こんにちは。

マイナス1歳から88歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

三寒四温とはよく言ったもので、急にポカポカ陽気があった後に雪が降ったりして、とにかく寒暖差に振り回されている三月ですね。

それも春に向けてのステップ。

しっかり睡眠をとって免疫力を落とさないようにしてくださいね。

春は特に「眠気」が強い方もたくさんいます。

カラダが睡眠を欲しているのであれば、そこはカラダの声を聞き、少しでも時間がとれるなら睡眠時間を伸ばしてみてください。

頭やカラダが喜ぶのがわかりますよ。

さて、その眠りですが、眠りにつく時にはどんな感じで眠ってますか?

仰向け? 横向き? それともうつ伏せでしょうか?

それぞれ気に入った眠り方があるでしょうし、寝入った後のことは自分でもわからないともいえますよね。

以前、講演後にご質問にこられた方が「夜寝た時の体勢と、起きた時の体勢がまったく変わらいのですが、寝返りしてないんでしょうか?」と聞きにこられました。

私はその方とはもちろん初めてお会いしますから、その方の癖も寝姿もわかりません。

ずーっと何時間も同じ体勢ということはあまりないと思います。寝返りは普通の人でも一晩に20回ぐらいは行うといいますし、個人差こそあれど微動だにしないなんてことは考えにくいです。

ただその方は、自分が寝た姿勢から、起きるまでまったく同じことを気にされていました。

確かに同じ部分に圧がかかり続けことは好ましくありません。皮膚の通気性もありますし、血管が自重によって押されて鬱血した状態にもなるでしょう。

だからこそ、たい焼きを焼く時みたいに、少しクルクルと1箇所だけに圧が偏らず寝姿勢を取れればいいわけです。ただ、無意識化ではそのあたり難しいのも確かですよね。

寝返りはカラダだけに良いわけじゃない

カラダの1箇所に圧がかかることで、寝たきりの方などは特に床ずれのようなものができたりしてしまいます。

赤ちゃんのように、あっちにコロコロ、こっちにコロコロというわけにはなかなか大人になると難しいですが、まんべんなく寝姿勢をローテするのは良きことかと。

そしてカラダのみならず、大事なのは「お顔」

特に顔の表面は薄い皮膚です。圧が掛かるだけでなく、そこに枕との摩擦も加わり、乾燥肌や色素沈着、たるみ、シワの原因にもなってきます。

美容系女子などは、そのあたりを昔から気にして、枕との摩擦を気にする方は枕カバーにシルクのものを使うなどしていますよね。

私は顔もそうですが、乾燥と摩擦防止のために、シルクのナイトキャップをかぶっています。髪自体もツルツルした状態で目覚められるますし、何よりこの時期は乾燥を防げるのでいい感じです。

人のカラダは季節や状況によって、さまざまなな環境に対応する必要があります。

春は花粉で敏感になりやすい時期ですから、顔まわりの皮膚や頭皮、さらには首から下の肌全体にも気をつけてみてくださいね。

では、今宵も良い眠りを!

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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