こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
今回は「時間」のお話し。
私は睡眠の話を全国あちらこちらに伺って、お話ししています。その時、ほんとに良く言われるのが「時間がない」というフレーズです。
時間がなくて眠れません。
時間がもったいなくて眠りません。
どちらもいらっしゃいます。
ただ、この時間はどんなものにも変えられない、スーパー財産なのだということを知ってほしいと思っています。
時間は、どんなに大富豪でも、どんなにイケメンでも、生まれたばかりの赤ちゃんでも、全く関係無く平等に1日が24時間設定です。
この平等な24時間を、どう使うか?
それが鍵となります。
いつも時間がない人
暇を持て余す人
やりたい事が後回しになる人
忙しそうなのに何故か余裕がある人
さまざまです。
さて、それはどうしてなのか?
ひとことでは難しいですが、人には体内時計が備わっています。
体内時計を無視しない!
カラダの中にある時計、目に見えない時計です。この時計は自分だけの時計でもあるため人の比べることができません。そして、人間のコントロールタワーです。
サーカディアンリズム(概日リズム)は、生物が持つ約24時間周期の体内リズムのことです。このリズムは、睡眠・覚醒、体温、ホルモン分泌、代謝など、私たちの身体のさまざまな機能を調整しています。
このリズムは脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)という部分で制御されており、光や食事、運動などの外部刺激によって調整されます 例えば、朝日を浴びることでリズムがリセットされ、規則正しい生活を送ることが可能になります 。
サーカディアンリズムが乱れると、睡眠障害や肥満、生活習慣病などの健康問題を引き起こす可能性があります 。そのため、規則正しい生活習慣や適切な光の管理が重要になります。
リズムと違う行動を取り続けるとカラダは悲鳴をあげ、調子を崩します。人は昼行性の動物です。クロノタイプと呼ばれるさまざまな個々のタイプもありますが、大きく分ければ、昼間に行動し、夜は眠ることになっています。
それをまずは無視しないこと。
時間の使い方が上手い人ほど、自分の波リズムを知っています。それは効率よく仕事ができたり、脳が疲れている時に無理にアイデアをひねりだすような方法をとりません。
要は時間と自分の関係性をしっかり知っておく、自分がどんな時にどんなことをするのか知っている。これが大事になるでしょう。
そのリズムをつくり、また的確に脳を動かすためにも睡眠がまずはとても重要になることは言うまでもありませんけどね。
では、今宵も良い眠りを。