ご飯を食べる、寝る、これ人の中にある○○のおかげ

こんにちは。

ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

今年も季節が進行して、少しずつ寒くなりつつあります。そうなると眠りやすく、寒さが厳しくなればなるほど今度は、お布団から出たくなくなりますよね。

でも、いくら「お布団から出たくない!」と思っても、会社に行く時間もあれば、子どもたちのご飯の支度など、ある一定の決められた時間によって起こされることになります。

起きなくていいなら、こんな幸せなことはない。。。そう考えることさえあります。

ですがどんな人でも、ずっー--と寝たままができないように、ずっー-----と起きたままもできません。人はある一定の活動時間と睡眠=休息の時間を繰り返すことで生活=活動ができているからです。

「はい、そろそろ起きる時間だよ」

「はい、次は朝ごはんの時間だよ」

「はい、活動モードだから動こうよ」

「はい、リラックスモードに切り替えるね」

「はい、じゃおやすみ」

と、まるで私たちのカラダの中に「Hey! siri」と声で反応する何かがるように次々と時間によって、主な働きと行動がどこからから指令されてくるのです。

でもカラダの中に私たち自身が

「血圧上げて!」

「メラトニンを分泌して、眠るモードに切り替えて」

「体温下げよう」

などと声掛けしたり、意識したりしません。

そう、すべて自動です。

自動というのも変ですが、勝手にカラダの中で判断して、その時間に適したことができるように、カラダの機能を準備してくれています。

ほんとこれだけでも、ありがとう!って毎日に言いたくなりませんか?

だっていちいち、「これからご飯食べるから胃酸多めにお願いね」なんてオーダーしてたらきりないし、遅刻しそうだから全速力で走るからカラダ頑張れるように血圧上げてなんて、考えてたら間にあいません。

ルーティーンのような大きな流れは、脳にある視床下部が総指揮者となりコントロールしてくれています。

そう、それが「体内時計」です。

見た目には時計のように秒針がついているわけではないでしょうが、私たちのカラダには多くの体内時計があり、どれも同じ動きではありません。

短い周期で動くもの、長い周期で動くものなどさまざまです。

その中でも「睡眠」をコントロールする体内時計は24時間より少しだけ長いリズムで動いています。でもそのまま過ごすと日々24時間の時計で動く私たちの生活スタイルからずれてきてしまいます。

そのズレを調整してくれるのが、「朝日」です。

マスタークロックを微調整してくれる朝の光。

そして、その他の臓器にある時計たちも一斉に「朝ごはん」で動き出します。

だからこそ、いつまでも長く寝ていたり、朝ごはんを抜いたまま出社するとなんだかぼーっとしたままなんです。

人は、体内時計に見守られ、そしてリードされて生きています。

そのリズムを大きく損なわないようにすることが、健康の秘訣です。

では、今宵も良い眠りを。

 

体内時計に沿った体内時計の整え方などのTIPSはこちらに

書籍「眠りのチカラ」のご紹介

 

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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