こんにちは。
マイナス1歳から86歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
将来、カラダがが弱っても「この病気にはなりたくない!」そう思う人も多いと思います。
では、その「病気」とはなんでしょうか。
人それぞれ、身内や知り合いなどを亡くした経験から特定の病気を怖がったり、嫌悪することもあるかもしれません。
ある生命保険会社さんの調査では2位が「ガン」でした。
ガンという範囲も大きく、悪性腫瘍のできる場所によってもその危険度や再発、また手術の成功比率などもかなり異なるため、一概に命にすべて関わるというものでもありませんよね。
ですが、やはり罹患したいと思うようなものではないですから、できれば一生お付き合いしなくていい病気のひとつです。
さて、1位はなんでしょうか。
ご自身でもこれだけは避けたい! と切に願っているのであれば答えは簡単かもしれませんね。
そう「認知症」です。
認知症とは、日常生活に必要な判断力や記憶力、言語能力などが低下し、社会生活に支障をきたす病気です。日本では、高齢者を中心に認知症の人口が増加しており、将来的にはさらに増加することが予想されています。
その数は日本国内で、2021年現在で約700万人と推定されています。
65歳以上の高齢者人口に占める認知症患者の割合は、男性が10.1%、女性が14.3%となっています。
認知症患者数は2040年には約900万人に達すると予測されています。
高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙などが罹患する率を上げるリスクファクターともいわれています。
では、そのなりたくない! 避けたい! 認知症にならないためにどんなことをしていますか? と聞くと意外にも対策をしていないという人が多いようです。
認知症は急になるわけではない
認知症の中でも多いアルツハイマー型認知症は、急に悪くなって急に発症するようなものではありません。いつの間にか徐々に悪くなり、なんだか変だなと周囲が気づき、自分も変なことに気づき検査して判明するという感じです。
では、このはじまりはいつなのか?
それが初期の初期であれば対策もできそうですよね。
実はこのアルツハイマー型認知症は20~30年かかって発症するともいわれています。
70代くらいで発症すると仮定すれば40代のころにはその<芽>があったことになります。
その芽といいますか原因は脳の中の老廃物、アミロイドβと呼ばれるものがきちんと排出されないことが原因で長年、つまり20~30年かけてつもり積もって発症すると言われています。
ゆえにこの老廃物をキレイにすれば、その要素が消えるわけですから発症する確率も低くなるはずです。もちろん他の要素もあるかもしれませんが、それは少しでも予防できるものは先に予防したいですよね。
老廃物の除去時間は睡眠時間
その不要になった老廃物をきちんと除去できればそれに越したことはありません。
では、その方法とは?
そう寝ている時間にその除去作業、つまり掃除が行われているのです。
つまりきちんと寝ていないと、その掃除も行われない!といことです。
自らが避けたいことを、自らで引き起こしてしまう。
そんなことにならないように、自分にやさしくそして、健康で人生楽しく過ごせるようにしたいものですね。
では、今宵も良い眠りを。
病気を予防するためには、どんな睡眠のとり方がいいのか、どうすればぐっすり眠れるのか睡眠相談や本でも解説しておりますので、いつでもお問い合わせください。
書籍「眠りのチカラ」のご紹介