こんにちは、ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
「妙案は三上に浮かぶ」という言葉を聞いたことがあるでしようか?中国に昔から伝わる言葉ですが、これを知った時には、まさに!とお膝ポンと叩きたくなりました。
妙案はとは現代では「良きアイデア」とか「素敵なプラン」とでも言い換えればいいでしょうか。それいいね! 良くそんなこと思いついたね。という場合の時です。
ご自身でもそんな妙案に恵まれた時、「我ながら天才!」と思ったことはないですか?
その天才的な妙案は、どこで誕生したか?
「よし! 今日は妙案を連発するぞ。」と、机の前にどっしりと構えた時ですか?
この言葉の「三上」は三つの場所を指しています。
アイディアが生まれる3つの場所とは?
その3箇所は、馬の上、厠の上、そして枕の上です。
馬の上は騎乗時のことを指しますし、厠の上はトイレに入っている時のこと。最後の枕の上は就寝時の事です。
そんなタイミングの時こそ、良きアイデアは生まれたりするものだと示す言葉でした。言われてみれば確かにトイレ中にふと、今までとは全く違う方向性で考えることができたり、これ、いいかも?なんてひらめくこともありますよね。
馬の上は、いささか現代では普通ではないため、飛行機や電車に乗っている時でしょう。車や自転車では自動運転でもない限りボーっと考え事をしていると危ないですからね。
最後の枕の上ですが、これも睡眠不足気味の🕴️が多い日本では、ベッドに入った瞬間に寝てしまう気絶形バタンキューの人が多くて、多分アイデア💡までに至らないので、朝方が現実的かなと思います。
実際、私も思いついたり原稿の内容がスラッと出てくるのは朝イチです。
脳が寝ている間にしっかり休んでいるからこそのできることだと思います。
机に向かうだけでなく、脳を少し休ませることで次々と自分を驚かすことさえ生み出してくれるのです。
自分を信じるなら、あれもこれもタイパ、コスパに縛られるのではなく、少し「脳」の立場で考えてみるといいかもしれませんね。
では、今宵も良い眠りを。