冬・もしかして、よく眠れないのはコレのせいかも⁈

a sick girl wiping her nose with tissue

こんにちはマイナス1歳から88歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

さて、さて大寒も過ぎて冬のピークになってきました。私的には今年は暖かい日が多いように感じますが、みなさんいかがでしょうか。

暖かく感じるというのは、暖房器具を使わない事が多い日があるということです。確かに少し冷えがなく、多分体温も上がってきたせいかもしれませんが、エアコンやストーブ、床暖房とかはいつから使っていないのか、ここ何十年と記憶にないくらい使っていません。

冬の寒い部屋というのは、実はそれだけでもカラダに悪影響があると言われています。

例えばイギリスの保険省では、室内の最低推奨温度を<18℃>にしています。18℃以下は血圧の上昇や呼吸器系に影響がでる可能性があるとして室温基準値設定しているのです。

しかし、我が国日本は室温は低め。

冬に暖房を使っても10℃以下の部屋があることは珍しくないそうです。

確かにリビングや居間のように人が集まるところは、しっかり温めてあるのに一歩廊下に出るとヒャツということもあります。

特にトイレやお風呂場、脱衣所などは温度差がある感じです。さらに暖房を使わない、使う事がない場所として寝室があげられます。

「もう寝るし、お布団に入れば温かいから」と、部屋自体は寒く、お布団の中だけがぬくぬくという状態です。

ただこれも夜間にトイレで起きるとかになると困りますし、温度差がカラダに影響します。

温度差がカラダへの影響する

夏は暑いからエアコンで寝室を冷やしてから眠る。だけど冬はお布団があるから多少最初は寒くても、そのうち眠ってしまうと思う人が多いのも事実。問題はお布団と室温の差。

あまりに寒いとトイレなどで起きた時に、寒さで血管が急にキュ!となり血圧が急上昇なんてことも起きます。

寒冷地で24時間ストーブが稼働している地域以外は、日本はセントラルヒーティング的なものが少なく、各部屋で温度管理しているため、夜間になるとどの部屋も急に冷え込んで家自体が冷えてきます。

カラダにも負荷がかかりますし、血管が弱くなっていたり、高齢者になると心臓などにも相当の負荷がかかります。

本来なら家全体をある程度の室温に保つことで、いつでもカラダに負荷なく健康的に過ごせるようにしたいものです。

では、寝室の温度は?

冬の室温は20℃くらいが良いとされます。

エアコンをつけたまま寝ると乾燥して喉が痛いという方もいますが、加湿器などを併用して、一度快適な温度で眠ってみてください。その違いがもしあれば、やはり少し温度は上げた方が良さそうですね。

では、今宵も良い眠りを。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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