こんにちは。
マイナス1歳~85歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
今年から上限の幅が1歳繰り上がりました。今までは84歳でしたが、今年から85歳に変更しています。実は父の年齢に合わせてありますので、誕生日をむかえるごとにその上限を上げ、高齢の方の睡眠もカバーできるように、そして気持ちよく眠り、健康で快活なQOLが送れるようサポートできたらと思っています。
今日は自分のことについて少し書いてみようかと思います。
facebookとかgoogleフォトとか朝になると、何年か前のあなたが投稿したポストや写真がリマインドされてくることがありませんか?
私自身はfacebookはすでに始めてから10年を経過していることもあり、あー、そういえば去年はこんなことして、その前の年はこんなだったね。なんて、ひとしきり思い出にひたることもあります。
先日も、この時期の投稿で雪が思った以上に降り、交通機関が乱れて発車を待つこと1時間半! それでも難しく結局、振替乗車が「新幹線」だったというポストが出てきました。
その部分だけを切る取ると「あー、電車が動かなくて大変だね」なのですが、その時どうしてその電車に乗っていたのか、どのような心的状況だったのかは、当人にしかわかりませんが、私にとってはその時の投稿を見るとどうにも「しんどい」気持ちがよみがえります。
その頃の私は会社員で新規プロジェクトのリーダーのようなことをしていました。未知の部分はたくさんありましたが、周囲の協力もありそのチャレンジングな挑戦も形になろうとしていた時です。ただ、その時私自身が母の介護、闘病を支えつつの仕事でした。
どちらも手放せない。
どちらも手を抜けない。
そんな状況が3~4年ほど続いたと思います。
とにかく毎日疲れていた
プロジェクトの仕事、人間関係、そして自分の生活プラス、実家の母のこと。すべてを完璧にこなすことは難しい状態でした。でも、「やらなきゃ!」その一心だったのは確かです。
「私がいなきゃ回らない!」そんな風には思ってませんが、自分ができる範囲は自分がやらないといけない。そんな使命感のようなものはいつも感じていました。
先の雪による新幹線への振り替えも実家から戻る時だったと思います。
振替前に発車を待つときも車内でとにかく「寝て」いました。ほんの少しでも時間あれば目を閉じ、カラダとココロを休めていたことを思い出します。当時どういう状態だったかといえば、
- とにかく眠りたい
- だるい
- なにかするとすぐに疲れる
- 気分が落ち込む
- 考えていたことを忘れる
- 時々ボーっとしてしまう
- カラダのあちこちが不調
など、本当に憂鬱でした。
ストレス値からいえば相当高い数値だったはずです。
ですが、ストレスを解消するような「時間」がありません。
その時はまだ睡眠のお仕事をしていませんから、どれだけ自分が睡眠が足りていないのか、さらにはどういう状況にいたのか分かっていませんでした。
もし、わかっていたとしても、本当に理解していたとは思えません。
例えば同じ職場の人で残業続きの人や、激務なパートナーとかに「(こんな状態なのに)大丈夫ですか?」と聞いたことはありませんか? 対外の方はその時になんと答えるでしょう。
ほとんどの人は
「大丈夫です」
そう答えます。
その状況の私もそうでした。
プロジェクトのメンバーや上司たちが「大丈夫か?」と聞いてきても「はい、大丈夫です」と答えていました。
本当は大丈夫ではないんですよね。
今だから気が付きますが、本当はSOSレベルだったはずです。
頑張ることは美徳ではありますが、頑張り過ぎると自分を見失うこともあります。
それは、実は自分より、ほかの人の方が気が付くことが多いのです。
だから、コロナ禍でもあります。人に見せない頑張りを抱え、不安な気持ちを押し殺すような毎日を送っている人も多々いらっしゃいます。大丈夫?の声掛けはきっと嬉しいとは思いますが、もう少しその方を観察して手を差し伸べてみてください。
その手があることできっと救われる人がいます。
振り返ってみると
あれから10年近くが経過して、確実に10年老いているはずですが、正直肌の状態、体力、疲れ方などは比べ物になりません。
今の方が全然カラダは楽です。
睡眠の勉強や他のココロのこと、食べ物などいろいろ学んだせいもありますが、こんなにも違うとは今だから気が付けることかもしれません。
しっかり眠る
しっかり食べる
しっかり動く
この要素は普遍的です。
それを自分の生活にどう組み込むのか? どういったプランをするのか? ここが重要です。
ですが、確実にいえることは自分のカラダとココロは「自分で守る」ということです。
2022年も元気でご自分の幸せのために活動できますように。
今宵も良い眠りを
睡眠ならびに、生活のリズムや環境(寝具、寝室)などについてのご相談にも応じています。