眠る前に特に気をつけたいスマホのアレとは?

women recording using a smartphone

こんにちは。マイナス1歳~88歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

このところ、頭の中だけの作業をすることが増えました。

それは何かというと「妄想」や「空想」そして「内観」とも呼べるものかもしれません。

現代人の多くは、何か暇な時間やちょっとした空き時間があると、すぐにスマホに手をのばしがちです。私もそうです。電車に乗ればスマホを取り出す。仕事の合間にスマホを取り出す。誰かとの待ち合わせ時間までまだ時間があれば、スマホを取り出す。こんな感じでほとんど無意識に近い状態でスマホの画面を見つめている時さえあります。

スマホで何か調べものや返信する、電話するなど目的があればまだいいですが、無意識に取り出したスマホは別段、今どうしてもする必要がある作業でもなんでもなく、ただ眺めているだけのSNSやショート動画だったりしないでしょうか。

この時間が自分に与える影響

単に自分的には「暇つぶし」かもしれませんが、脳はそう感じていないかもしれません。眺めているだけのSNSからは絶えず興味のありそうな商品や、欲望を掻き立てられるような誘惑情報が流れてきて、ココロをわくわくさせたり、時に物欲を刺激したりするはずです。

さらには、ほんの10分くらいの休憩のつもりが2時間も3時間も見ていた! なんてこともあるかもしれません。スマホにどれだけ時間を溶かせば気がすむのか。。。

ショート動画などは脳の仕組みを逆手にとっている商法といわれています。

脳は何かしらの結末を期待して、その結論を見届けてから終了したい特性があるようです。ただショート動画などは、あまりに短く結論までないものも多く、さらに簡単に指でスワイプするだけ何かしらの結末を期待して、その結論を見届けてから終了したい特性があるようです。ただショート動画などは、あまりに短く結論までないものも多く、さらに簡単に指でスワイプするだけの軽微な動作のため、苦痛を感じません。そのために「次、次」とエンドレスになり、気が付けば2時間経過! なんてことも起きるのです。

時間が溶けるだけならまだしも、この手のものは脳の興奮を引き起こします。ゆえに眠る前などには特に気をつけたいものです。

自らの手で眠れなくして、自らを寝不足の沼に引き込まないよう、とにかくその危険があることを少しだけでも頭の片隅に置いて、「とりあえずスマホ」というように手をのばさないように、習慣を変えてみてくださいね。

では、今宵も良い眠りを。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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