寝るときの音楽

音楽

こんにちは。快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

今日は「眠る前の音楽」について考えてみました。

皆さんは、眠る前に音楽は聴いていらっしゃいますか?

無音派?それともハードな音楽をガンガンかけて、ストレス発散でしょうか?中にはダンス付きでノリノリで踊ってしまう方もいらっしゃるかも!?先日のテレビの睡眠番組でも夜寝る前にベッドサイドで、ジャネットジャクソンの完コピを踊り切ってから就寝される方のビデオが流れていました。ご本人は『疲れてぐっすり眠れる』からという理由で続けておられるそうですが、医師団からは「No!」の回答。

腑に落ちないような表情でしたが、問題なのは交換神経です。

寝ようとする時間は、日中の活動的な状態からゆっくりとした副交感神経の時間帯に切り替わるのですが、この方のように入浴も済ませ、あとは寝るだけ!のタイミングで、また日中と同じような活動をしては、切り替わろうとしていた副交感神経ではなく、交感神経が優位になってしまいます。

例えその時点では、ぐっすり眠れてるようでも本来の「睡眠の質」は違っているかもしれませんね。

あっ、時々お聞きする話ですが、パパが残業を終え帰宅。遅く帰ってきてから子どもたちとの時間を取り戻そうと、急に「おすもうごっこ」。疲れたら子どもたちは「すぐに寝る」と思い、さらにいつも仕事で遊べないからたまにはいいかと、、、でも、これ、やっぱり寝る前はNGです。

子ども達は楽しくなればなるほど興奮状態になりますし、目がさえてしまいます。

パパの気持ちもわかりますが、体力勝負の遊びはやはり日中にお願いしたいものです。

就寝前の音楽は聴いてリラックスできるものを

副交感神経を優位にするのは、寝つきを良くすることもありますし、睡眠の質を上げる効果もあります。

では、どんな音楽がいいのでしょうか?

好きな音楽なら何でもいい?

おすすめは「歌詞のない音楽」です。

好きな歌手の音楽や、ノリのいい音楽でも決して否定はできないのですが、ここは良質な睡眠ためにはメロディーだけが入ったインストゥルメンタルが良いと思います。

今は、ヒーリング曲が多くCDなどでも出ていますよね。自律神経に優しいとか、心を穏やかにするなど、女性の方であればエステサロンなんかで良く流れているような音楽を思い浮かべていただくといいかもしれません。耳に心地よく、決して曲自体の内容を頭が追うことがないような音楽です。

実際、私の持っているCDはたぶん7~8年くらい毎日聞いていますが、飽きるということもありません。さらに曲順さえ覚えていません。通勤時にも穏やかに過ごしたいと思い、何千回と聞いたかもしれませんが、一向に曲順は覚えていません。

たぶん心は安らぎ、頭は使わない。これがいいのではないでしょうか。

メロディーになっていない、「自然界」の音もいいと思います。

海の潮の満ち引き、鳥の鳴き声、シトシト降る雨音、小川の流れ、木々がなびく音など、やはり頭を働かせない、思考を必要としない音に人は安らぎます。

ただ音楽は必ずタイマーをセットして、ある一定、CD一枚分とかで終わるようにしてくださいね。

森の小屋 小川、鳥の声

眠る前の瞑想

最近はマインドフルネスといって「瞑想」する方も増えてきました。

日常片時も離さないスマホ、仕事で見続けるパソコン。それらを見ない時はテレビ!と、目をからの情報を遮る時間がありません。

私もそんなひとりです。そのためか、このごろ目の周りがピクピクする事が増えました。目の使い過ぎです。そのためにも寝る前の数分間は、頭を空っぽにして何も見ない、何も考えない時間をつくる必要があります。

瞑想は心の落ち着きを取り戻す方法として、とても有効であり呼吸を意識できます。アプリなどにも瞑想を手伝ってくれるものがあり、鐘の音とコーチしてくれる人の声が収録されています。一人ではなかなか集中できないという方は、こんなものを試してみてはいかがでしょうか。

では、今宵もよい眠りを!

ヨシダヨウコでした。

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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