こんにちは。
マイナス1歳から87歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
今、外は暴風雨です。
台風7号が関東に最接近中で、雨、風とも強くなってきました。
数日前の予報より幸いにも東側に進路をとった事で上陸は免れたものの、945-950hPa、最大風速60mの巨大台風。
こんなに気圧の下がった形で近づいてくる台風なんて今までにはなかったし、年々その勢力はましてきているよう。海水温の上昇、地球温暖化と、その原因はいくつもあれど、やっぱり自然に無理をさせているのは否めない。
この夏はこの台風だけでなく、日向灘、神奈川での地震、東北での大雨と、災害が続いています。
そこで今一度、思いを巡らせていただきたいのが夜間の災害対策なのです。
寝ている時、周囲はどうなっている?
まず考えていただきたいのは、周囲の状況です。
地震も大雨の急な増水も、日中だけとは限りません。
1、周囲に危険なものがないか。
2、避難ルートが確保できるか
3、避難できる用意があるか
まずはこの3点の確認をしてみてください。
各家庭によって建物の構造や危険度は異なりますが、まずは個人で対応可能なことはしておく必要があります。
1、周囲に危険なものがないか
寝ている場所を見まわしてください。自分が寝ている状態を改めて確認します。
周りに置かれた家具は固定されていますか?
家具の上に不要な物が置かれたままになっていませんか?
内閣府の防災白書によると、阪神・淡路大震災の犠牲者の約8割が家屋の倒壊等に巻き込まれて亡くなっています。
そう考えると、家の倒壊は防ぐにも限界はありますが、家具などのことは自分で対策する事は可能でよね。断捨離ついでに家具も見直してみるのもひとつでしょう。
2、避難ルートが確保できるか
自分でできる最初の一歩は、「床に余計なモノを置かない」ことです。
そうでなくても地震の時は回りからいろいろなモノが飛んできたり、移動してくるはずです。そのためにもまず、歩ける場所を確保することが必要になります。
あとは寝室の入り口付近には出入り口を塞ぐようなモノを置かないことも大事かもしれません。まずは寝室から安全に避難することができるか否かを想像して見てくだい。
3、避難できる用意があるか
寝ている状態だと、普通パジャマとかを着て裸足ですよね。そのままでは怪我をする恐れもありますから、足元には履き物を何か置いておくと安心です。
割れたガラスが散らばる部屋を素足では歩けません。また靴を玄関に探しに行く事も難しい時があるかもしれません。
避難用品を私はベッド付近に置いています。
夜、しかも停電になっていることを想定したら、どこかにある避難用品を探すのは困難だと思ったからです。
これも家の構造によって変わるかもしれませんが、ご家族でシュミレーションしてみるといいかもしれません。
とにかく夜間寝いっている時の災害は、前もっての準備によって出来ることもあるので、この機会に見直してみてくださいね。
では、今宵も安全におやすみください。