おはようございます。
マイナス1歳から86歳までの睡眠サポーターのヨシダヨウコです。
「わっ、今、この瞬間、私寝たよ。」って、感じる人っているんでしょうか。
はい。閉店ガラガラ。今日の営業はここまで!
そんな感じで今日の自分の店じまいが感覚としてわかるって、けじめがつけられるようでなんだかいいなと思うのは私だけでしょうか?
実のところ、眠りに落ちる瞬間って、あまり意識できないのではないでしょうか。
例えばソファに横になって、電気もテレビもついている状態で、「あー眠い。このまま目を閉じて寝たら気持ちいいなぁ」なんて思って、ほんの少しだけガクッと引き込まれるように、いわゆる<寝落ち>状態なら、そのあと起きること前提のため、ぎりぎりまでの感覚があるかもしれませんが、ベッドに入り、「さぁ、寝ましょう」となると、その境界線はぼんやりしていますよね。
別にその区別が必要な訳ではなく、今回はその眠る寸前に何を考えているか?といいう話です。
スピリチュアルとかでは、その境界線の時間帯がもっとも私たちの普段の意識、つまり顕在意識と、無意識に感じる潜在意識のはざまであり、人が自分の気持ちのなかで潜在意識に直接アプローチできる時間帯だと聞いたことがあります。
確かに活動時間を終え、休息時間に突入して、自分が考える行動は一旦停止するわけですから、そこからは自分の意識のコントロール下ではなくなる時間帯です。
そんな夢の扉を開く瞬間にあなたは何を考えていますか?
「笑って寝」を推奨する訳とは
さまざまなセミナーでも、拙書「眠りのチカラ」でもいつもお話させていただくのは「眠る時は笑って寝ようね」とお伝えしてしています。
なぜか?
眠る時ってなぜか今日あった嫌なこと、これから先の将来の不安、誰かに言われた一言など、どうしてかネガティブなことばかりが頭を過ります。それだけではなく、考えていれば時にだんだん腹が立ってきたり、余計に心配になり、寝ようとしていたにも関わらず、しっかり起きてしまうなんてこともあります。
それを打ち消すための最善の方法が「笑う」です。
「笑う門には福来る」ではありませんが、とにかく笑いながら嫌なこと、心配ごとを考えるのは非常に難しいです。だからあえて笑ってみる。
さらに私がそのうえでおすすめしているのが、「今日あったいいこと3つ」を思い返すことです。
例えば、いつもはテッシュばかりなのに、今日は商店街のくじ引きで3等のホームベーカリーが当たった。隣のお宅から、おすそ分けで柚子をいただいた。お子さんに似顔絵を描いてもらった。などなんでもいいんです。
自分が嬉しかった。楽しかった。あー、幸せだな。そう思えるようなことを3つ考えてみてください。
当然、いい事を考えているので自然と口角もあがり笑顔になっているはずです。
私も毎晩、今日一日に感謝するとともに、一日を振り返りながら、「今日あったいいことのひとつめは…」と考えていきます。
そうすると、ひとつめ、ふたつめくらいでなんとなく終わってしまって、みっつめは覚えていないというより、すでに寝入っている気がします。
そのおかげか、非常に寝入り後の睡眠の深さもいい感じです。
睡眠は技術と言ったこともありますが、上手く寝るには、うまくいくような準備が必要なんですね。
では、今宵も良い眠りを。
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