ちょっと待って!それ着すぎかも

a woman wrapped with white blanket

マイナス1歳から88歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

だんだん冬も本格化してきました。みなさんは寒いの苦手? それとも暑いより寒い方が好きですか?

そしていつもどんな暖房を使われていますか?

冬は暖房器具が増えますよね。エアコン、床暖房、ヒーター、ホットカーペット、こたつ、ストーブ各種など、組み合わせて使う方も多いでしょうし、中にはセントラルヒーティングなんで自分ではなにもしません。そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで眠る時はどうしてますか?

暖めすぎにも注意が必要

冬の寝室温度は20℃前後が良いとされています。

ただこれもかなり住居差があると思ってください。日当たりの件でお話したこともありますが、その家のつくりや部屋の向き、また部屋の広さにもかなり差があるように感じます。

そこで先ほどの暖房器具などを加えることで、より快適に眠る環境をつくることが可能になります。

夜使用しますので、引火しない等そこは安全面を意識した上で暖房器具を選びましょう。

そこで、気をつけてほしいことが「暖めすぎ」「着こみすぎ」です。

部屋の温度が暖かい分にはいいのですが(度を超えていなければ)、眠る時に着こむ方がいます。

寒いし、冷えるからという理由で、モコモコした素材やフリースなども重ねて、とにかく雪だるまのようにコロンコロンで寝る方がおいでです。

これ、自分では気持ちよく眠れていると思いきや、意外にも睡眠の質を悪くしている可能性があります。

寝ている時は、自律神経の調整が緩やかになるために体温調整も微妙になります。そこで着こみ過ぎれば、当然汗もかきます。汗をたくさんかいたあとは冷えます。これでは逆に風邪をひいてしまいます。

できるだけ眠る時は通気性、保温性に優れたものを1枚もしくは2枚程度着ておやすみください。

通気性の悪い素材を重ねていると悪循環になります。

夏冬問わず、私たちは汗をかきます。その汗がうまく逃げられる、また吸収されることが大事になります。

寒い時は部屋を暖め、寝具の敷掛けを調整をして、ご自身は厚着にならないようパジャマを着用しておやすみくださいね。

では、今宵も良い眠りを

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プロフィール

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ヨシダヨウコ

寝具店の娘として生まれる。数年前の母の介護生活から睡眠の重要性を再認識し、25年勤務した出版社で得た編集、営業、企画開発の経験から、漢方、発酵食(発酵食大学受講)、アロマ(AEAJ)、入浴方法(無添加自然派石けん、眠れるための入浴剤は自作研究)、リラクゼーションヘッドスパなどを取り入れ、日々「心地よく眠る方法」を探求しながら各方面へ発信中。各世代に必要な眠りと心地良さをお届けしたいという思いで活動をしています。

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