こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
あと少しでゴールデンウィークですね。
この時期は毎年、気温も上がり暦的には初夏を迎える時期のせいか不安定になりやすくなる、自律神経が乱れやすい方も多いようです。
人間も動物ですから、自然の法則で動いているのでこのように季節や気温、気候に気分や体調が左右されることが多々あります。
人間の活動時間もおのずと生まれた時から生物体として決まっています。
人間は朝目覚めて、昼間は活動して、夜になると寝る。
そんなサイクルの動物です。
コウモリやフクロウ、蛾なんかは行動時間が「夜」のつまり夜行性です。
生まれながらに生活する時間帯が違う生物です。
人は夜、眠る生き物
夜行性に反して、人間は昼間活動する動物なので「昼行性」の生き物となります。
でも、人間は電気を手に入れた。
日本の銀座に電灯が灯されるようになって約140年。
電灯を使い出して昼間のように普通に生活できるようになって100年になるかならないか程度です。
夜を昼のように過ごす。つまりはそれまで<夜=寝る時間>だったにもかかわらず、いつの間にか夜が昼間の延長になってしまっているのです。ですがカラダはそんなに簡単に進化しないから、昼行性の動物が急に夜行性になるはずもなく、夜間にずっと起きていれば不調を引きおこすようになるのです。
「でも、私、夜の方が強いです!」
そんな方もいるでしょう。
でも根本的に昼行性の動物が夜行性に変化したわけではなく、あくまでもそれは個性的であり、個体の特性ともいえるでしょう。同じ人間の中でも背の高い人もいれば低い人もいる。そんな感じで夜に強い、朝に強い個性があるのです。
Aさんは夜行性でBさんは昼行性ということはなく、人間の基本は変わりませんから、それぞれ個性や特徴によって個体の向き不向きは生じるはずです。
ですが大元の基本は昼活動する動物ですから、(自分が無理だと思っていなくても)無理に夜間に置き続け昼夜逆転のような生活を続けていると、人は不調を訴えるようになり、カラダの何かしらの機能が上手く調整できなかったり、人が生きる上で大事な体内時計が狂い、自律神経などが不調になり食、睡眠、行動の調整が上手くいかなくなったりします。
これからゴールデンウィークを迎え「しばらくぶりに思う存分、寝だめして、夜更かしするぞー!」と思っている方は、その後は自分で時差ボケをつくり体調不良を招くことを少し想像してみてくださいね。
では、今宵もより眠りを。
夜眠りに上手くつけない人は「フクロウタイプ」です。
その対処方法は?
↓ ↓ ↓
書籍「眠りのチカラ」のご紹介