こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
いつもの年に比べ、コロナの事があるせいか、みなさんとても健康に気を配っている2021年の冬になりました。CMや、スーパーのポップ(張り紙)などにも「免疫力!」が当然にように出てきます。自分のカラダのことは自分で守るしかありませんからね。
先日、定期検診で血液検査をしました。
看護師さんがコロナのことや、近所のスーパーのことなどやけにお話し好きの方なのかと思っていたら、まったく採血が上手くいかず単に時間稼ぎをしていることに気付いたのは、自分の左腕に刺さったままの注射器を見た時でした。「動かしていいですか?」「痛いですよね?」最後には「抜いていいですか?」と聞かれました。
その後は選手交代で婦長さんのような方が、反対の右腕から何事もなかったかのうにスーッと採血して、「ごめんなさいね。両腕押さえてね」と。
翌日の左腕はボクシング選手の試合後のような色でした。。。
そんなこんなの血液検査ですが、血液検査っていろいろな事が本当にわかるんですよね。
そのため、あれもこれも全部調べない場合もあります。
特に症状がない時は、気になる点だけを検査項目にしているのが普通です。
その時に、先生にご相談して調べてもらい忘れたのが「鉄」です。
日本人の大多数が足りていない「鉄分」
鉄分が足りないというと、ほとんどの場合は「貧血」「女性」「子ども」などが連想されますが、日本人にとってほとんどの人が鉄分不足といってもいいくらいの状況だそうです。
鉄分(フェリチン)不足は、幅広い形で症状として現れます。
- 気分のイライラ、鬱、パニック障害
- あざ
- 不眠
- 抵抗力の減退
- 疲れ、だるさ、肩こり
- 動悸、息切れ
- 不定愁訴と呼ばれるようなもの
など、まだまだたくさんあるようです。
私自身も10年前くらいにこれらの症状のいくつかに悩まされたことがあります。
最初は何が原因なのか分かりませんでした。ただ、その頃は母の介護中で、とにかく時間がなく、眠る時間も食べる時間もあまり満足にとれない時期でもありました。その時に「何か足りない!」と薄々感じていたのは確かです。
その後、いくつの病院であれこれお薬もいただきましたが、鉄のことを調べてもらうことはありませんでした。
「睡眠不足」だったことは確実。でも、それに伴い栄養不足だったことも否めません。
ほとんどの人が普通に生活していると不足してしまう栄養素なのですから、食生活が乱れているときであれば、どれだけ枯渇していたのかは容易に想像がつきます。
その後、自力で「鉄不足かも?」と思い、それから日常生活に取り入れたのが「鉄製品」
鉄のフライパン
そして鉄玉
鉄玉ならぬ、鉄魚?
毎朝、お湯を沸かす時に使用しています。
正直フライパンや鉄玉程度でどのくらいの助けになっているかは分かりませんが、0よりはいいでしょう。と、思っています。
鉄分が含まれる食材としては、ひじき、きくらげ、干しエビ、パセリ、しじみなどがあります。
鉄分は、ココロを安定させるセロトニンや、ドーパミンを合成するために不可欠なものです。
閉経前の女性には特に気にして欲しい成分です。
ぜひ、日々の生活の中でと取り入れてみてください。
では、今宵もよい眠りを。
食べ物、食べ方を含め、生活リズムを整える相談を受けております。