こんにちは。
ココロとカラダを整える快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
時々、なぜこの仕事をされているのか? というご質問をいただきます。
確かに不思議な仕事といえばそうかもしれません。
お花を売るのであれば、お花屋さん。
野菜や作物をつくる農家さん
人が困った時に弁護する、弁護士さん
では、私は?
良く眠れるようにする、「睡眠屋」さん?なのでしょうか。
まー、睡眠屋さんという言葉もあまりしっくりきませんよね?
そのせいか、「何をなさるんですか?」という質問をされるわけですが。
このお仕事を始めるにあたり、明確にこの人のようになる!という形がなかったような気がします。今でこそ睡眠のお仕事をされている方は増えたような気がしますが、私自身が始めるきっかけになったのは、自分の経験と思いからでした。
眠りたいのに眠れない人。同じような想いに寄り添う
もう、10年以上前のことですが、会社員時代に母が患い、闘病のヘルプをしながら会社の新規プロジェクトのリーダーをしている時期がありました。
仕事はもちろん就業時間がありますし、さらに新規のプロジェクトゆえにいろいろな調整ごとがいくつも常時重なるような毎日でした。金曜日は会社にスーツケースを持ち込み、仕事が終わればそのまま実家へ直行、そして実家の家事や母のことをして、日曜の夜に自分の家に戻る。そんな毎日を過ごしていると、何かしようとするとどうしても<自分の睡眠時間を削る>自分がいました。
当時はさほどそれが悪いことにも思えず、当然のように睡眠時間を削り、寝れるときに寝る。そういう生活でした。
しかし、その生活をしばらく続けているとカラダとココロに異変が起きたのです。カラダはいつも重く、だるくてどこが不調なのかわからないけど、めまいや背中の凝りが続きました。そのうえココロもだんだんとしぼんでいくように、ハリを失っていきます。
気が付くと、ぼんやりしていたりして、時に涙が出たりして、普通ではなかったようです。
後になって、睡眠のことを勉強し、ほかにも漢方や発酵食、ヘッドスパ、アロマ、マインドフルネスとしてきて、重要なことは<寝ていなかった自分>だと気づかされました。
寝ていないから動けない
その時の自分には「寝ていないから動けない。寝ていないから不調」そのことに気づいていませんでした。とにかく目の前のことに追われ続けていたように思います。
いつも余った時間で寝る。
それが定着していたのです。
さまざまな勉強をしてみて、あの時の自分を振り返ると、いかに自分で自分を追い込んでいたのかがわかります。でも、本人はこのような時に気が付かない事が多いのです。
自分のためではなく、何かのために動いている方がこの傾向に拍車をかけるようです。
そんな時に「同じような想いの人がいるのでは?」
そう考えたのです。
自分もそうだったように、誰かも同じなら、少しでもお役に立てるのでは?
そう、思ってこの仕事を始めたのです。
人間は7,8時間の睡眠時間を要しています。これはそれだけの時間が活動するために必要だからです。
勝手に少なくすれば、その分、活動がダウンするのは当然ともいえるでしょう。
そんな大事な睡眠を「しっかりとる」その方法をどうしたらいいのか、それを日々考えてお伝えしています。
睡眠が変われば、あなたの未来が変わりますよ。
では、今宵も良い眠りを。